約 1,354,804 件
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/315.html
元ページ 「体臭が便臭でイジメられているヒロイン」ってそれだけでもうやる気なくすわ・・・ - 名無しさん 2012-11-13 06 23 45 新ジャンル:便臭ヒロインw 今の萌えゲーメーカーじゃ逆立ちしたってこんなの出せないだろうな - 名無しさん 2012-11-13 07 44 28 2000年台初頭に出てたらまぁ凡作って評価されてただろうなぁw時代錯誤もいいところだ - 名無しさん 2012-11-13 12 20 52 端から見ると単に潔癖すぎるように見えるが気のせいかね - 名無しさん 2012-11-13 14 59 38 エロシーン:50以上、ED:34、総プレイ時間:45時間(ボイス無しで)と頑張っている感はあるな。選評読む限りバグなんかも特に無しと。『つまらない』を突き詰めたなんというかお手本のような清く正しいクソゲーというべきか - 名無しさん 2012-11-14 00 31 26 45時間ってことはFateの1.5倍くらいはあるな。何かよっぽど惹き付けられる要素が無いと途中で投げると思う - 名無しさん 2012-11-14 00 46 48 具体的な問題点って長すぎるってことだけじゃね?古臭いとかヒロインが魅力的じゃないっていうのは基本主観なわけだし - 名無しさん 2012-11-14 07 21 54 ↑公式を一回見てみろ。 古臭いと言われる理由が良くわかる絵柄だから・・・ - 名無しさん 2012-11-14 09 44 41 ↑3 お前の言ってるFateと俺の知ってるFateは違うようだ - 名無しさん 2012-11-14 13 45 42 ↑ そりゃ単に読むスピードが遅いだけじゃね? オルタが20時間で読めるならFateも30時間もありゃ終わるだろ - 名無しさん 2012-11-14 14 05 50 古臭いからクソゲーですってもはや差別だな - 名無しさん 2012-11-14 14 35 28 サイト見てきた。絵は古臭いしギャラリーはデカすぎてめんどくさい - 名無しさん 2012-11-14 22 05 52 ↑↑古臭いの程度が段違いなんだよ - 名無しさん 2012-11-14 23 01 02 だがクソゲーというほどのレベルじゃない - 名無しさん 2012-11-17 00 53 58 マテブレのときも言われたことだけど、何がクソゲーかを決めたかったら自分で選評と総評を書けばいいと思うよ - 名無しさん 2012-11-17 02 02 11 時代錯誤な作品というのもクソ要素ではあるな。俺だったら総評で1行触れる程度の作品って印象 - 名無しさん 2012-11-17 14 27 22 よく見ると8/31発売の作品としては3つめなんだだよな…去年の五惨家に比べればマシだろうけどw - 名無しさん 2012-11-17 16 21 15 商業ゲーじゃなくて同人ゲーで出てたら少なくとも力作って評価は得られてたと思うんだがなあw - 名無しさん 2012-11-20 13 04 23 製作開始から10年近くが経っているってのが何気に凄いな。延期王のおま天でもまだそんなに経ってないだろ - 名無しさん 2012-11-20 14 04 31 グラが古臭いってのはフォローできないレベル。Win98時代って言われても遜色ない。塗りで何とかごまかせばよかったのに塗りも古臭いと2重苦。 - 名無しさん 2012-11-27 14 42 59 だがクソゲーというほどの(ry - 名無しさん 2012-11-29 17 08 19 これがクソゲーじゃないならクソゲーって存在しないな - 名無しさん 2012-11-29 21 36 20 体臭が便臭でイジメられているヒロイン ←世界一攻略したくないヒロインきたこれwww - 名無しさん 2012-11-30 16 17 18 これじゃあアンチが必死にクソゲーにしたがってるようにしか見えないよ - 名無しさん 2012-11-30 17 23 30 キャラがキモイってだけで大賞を勝ち取ったでにけりの例もあるから、どう転ぶかなんて分からんよ。すべては総評者しだい - 名無しさん 2012-11-30 17 36 39 こんな注目度低そうなメーカーにアンチが付くのか?と思ったら携帯アプリで活動してた実績があるっぽいのか - 名無しさん 2012-11-30 17 47 11 というか、ここで定期的に「白神子はクソゲーじゃない」って言っている人が逆に会社の関係者なんじゃないかと疑いたくなってくるな。そこまで否定するからには恐らくこの作品をちゃんと全部プレイしたんだと思うけど、どうしても否定したいのなら本スレに「選評の反論」を書いてくればいいと思うよ。そういうのもちゃんとwikiに転載されるだろうから - 名無しさん 2012-11-30 18 15 30 まあ、本スレでは空気の如く話題になってないからのう。ビジュアル面がどうしようもないのは確かだが、それ以外でクソゲーというには苦しいからねえ。総評で1行触れる程度ですな。 - 名無しさん 2012-12-01 13 32 15 白神子はクソゲーと言ってる人の内どれだけがこの作品をちゃんと全部プレイしてるんだか… - 名無しさん 2012-12-01 14 32 12 作画と塗りのことを文句言ってる人がいるが確かに古いけどそれを知っていてなぜ買ってプレイしようとしたのか理解に苦しむ - 名無しさん 2012-12-09 02 05 12 ↑多分、「ちゃんと買ってプレイした」のでは無いんだろ。こんな見えてる地雷に金を払う奴がそうそういるとは思えない。 - 名無しさん 2012-12-09 14 59 51 姫だって買ったやつは結構いたんだぜ - 名無しさん 2012-12-09 15 17 31 企画段階と制作開始時のキャラ知ってるけど、そのどちらとも違うキャラデでびっくりした。初期のより古くなってる… - 名無しさん 2012-12-10 13 26 25 体臭が便臭のヒロインってどいつだ? - 名無しさん 2013-02-17 06 28 17 問題はこれがフルプライスってことだ。 - 名無しさん 2013-02-23 17 51 48 発売時期を間違わなければ普通ゲー位の評価は出てたかもしれないけど - 名無しさん 2013-03-02 23 31 27 ↑続き 時代は移り変わるからね。世に出れて良かったとするべきか…埋もれたまま評価されない方が良かったのか… - 名無しさん 2013-03-02 23 34 08
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3042.html
XDR 【えっくすでぃーあーる】 ジャンル 横シューティング 対応機種 メガドライブ メディア 4MbitROMカートリッジ 発売元 ユニパック 開発元 アフェクト 発売日 1990年8月26日 定価 6,800円 プレイ人数 1人 判定 クソゲー ポイント グラフィックスもゲーム性もヘボヘボ一回プレイすればほぼ飽きるSTGとしての体裁はいちおう整っている 概要 システム 問題点 評価(擁護)点 総評 その他 概要 謎のメーカー、ユニパックが送り出したSTG。メガドライバーにとっては別の意味で有名な一作。発売直後から本作の評価は低空飛行を続け、BEEP!メガドライブ(現ゲーマガ)の読者投票ランキングにおいて、最下位クラスを独走していたソフトのひとつとして知られる。 プレイヤーはセフィロス星軍が総力を挙げて開発した最新型戦闘機「DR」を操縦し、惑星奪回作戦「X」を遂行、セフィロス星に侵攻したガーディア軍を殲滅することが目的である。 システム 一人プレイ専用、全6ステージ周回プレイ。オーソドックスなパワーアップ型横スクロールシューティング。 方向キーと3ボタンで自機を操作。3つのボタンはそれぞれAショット・Bミサイル・C自機の速度調節に割り振られる。速度は4段階で、ボタンを押す毎に1→2→3→4→1と変わっていく。 敵弾・敵機・地形に接触すると1ミス、復活は戻り復活でコンティニューした場合も同様。コンティニューは3回まで可能。場所によっては自機が壁にめり込んだ状態で再スタートする場合がある(ただし、無敵状態なので即死することはない)。 ときおり現れるアイテムキャリーを破壊すればアイテムが出現、取得したものに応じたパワーアップ効果が得られる。なおミスするとすべての効果がなくなる。 + 画像 B(ビーム)自機の標準装備。ミスした場合はこの武器になる。パワーアップするとV字に弾を発射。自機前方への攻撃が手薄となる。SFC『雷電伝説』を彷彿とさせる「ポポポポ」という効果音のヘボさが泣ける。 L(レーザー)自機前方に発射される、貫通力のあるレーザー。 W(ワイド)広範囲をカバーするワイドショット。 O(オプション)…自機の援護射撃をおこなうオプションパーツ。2つまで装着でき、1つだけの状態では自機周囲を右回りに回転、2つ装着すると自機の動きをトレースして動く。敵の通常弾を相殺する効果があるが、パーツそのものに攻撃判定はない。M(ミサイル)…斜め下に投下されるミサイル。パワーアップすることで斜め4方向に発射。S(シールド)…敵弾・敵機から自機を守るシールド。数回ダメージを受けると消滅。シールド装着時に再度シールドを取ると耐久力が最大値まで回復する。1(1UP)…自機を1機追加。 オプション機能があり、残機数や連射の有無、BGMテスト、3段階の難易度設定が可能。ただし難易度はおもに敵の耐久力の差しかなく、難易度によるバリエーションは存在しない。 問題点 同期のメガドライブシューティングと比べ、グラフィックスがかなりショボい。ファミコンレベルといっても問題ないほど。 『グラディウス』や『ダライアス』といった当時の名作シューティングのあらゆる部分をパク…もといリスペクトしたようなステージ構造。しかも、そのすべてにおいて劣化してしまっている。 秒間15連射程度でも一部のボスでキャラオーバーを起こすのか敵弾や自機が消えることがある。特にラスボスでそれが発生する率が高い上に消えると連射を止めても一定時間消えたままになるのでミスを誘発しやすい。 + リスペクトな各面とボス 1面・惑星セフィロス上空STGに似つかわしくないBGMでゲーム開始。ショット音がヤバすぎる。地形が『グラディウス』・バックのビル群が『サンダークロス』といったところ。この面に限らずボスはグラディウスによく似ている 2面・ガーディア軍秘密基地紫と緑という相反色を使ったステージ。画面奥の洞窟は『ダライアス』のAゾーンに似ている。 3面・セフィロス古代遺跡MSX版『グラディウス2』のエクストラステージ。というよりPCE版『グラディウスII』のオリジナルステージのほうが似ているが、むこうのほうが後。BGMの高音パートが耳障り。 4面・グリーンムーン惑星表面に降り注ぐ隕石とくればダライアスのバンアレンベルト。ボスは安全策を取ると長期化するので思い切ってアームの中に入ったほうがいいかも。 5面・亜空間地帯ゼリアド道中はライフフォースと沙羅曼蛇の雰囲気。ボスはクリタルコアとカバードコアのハーフ、大して強くない。しかし2面といいこの面といい色使いのセンスが珍奇すぎる。 6面・ガーディア軍母星基地内最終面が要塞なのはお約束。ボスの攻撃は単調だが、耐久力がとにかく高いので根気が必要。 全体的にゲームの雰囲気とミスマッチな、温和で緊張感の薄いBGM。ボスを撃破しクリアBGMが流れても、次のステージに進むまでボスBGMが流れつづける謎仕様。しかも6ステージしかないのに、道中BGMに使いまわしがある(ステージ1と4、2と5、3と6が同じ)。ボス戦もラスボスを除けばすべて同じ(ただ、これは他のSTGでも珍しくはないが)。 ヘナヘナで脱力ものの効果音。メインショットの発射音「ぽぽぽぽぽ」、自機のミス音「ぽょん」、ボス撃破後の爆発「ぽんぽんぽん」など、もはやギャグの領域に突入しており、効果音の重要さがよくわかる。 1ステージが短めで、一周するのにあまり時間がかからない。それ自体は大きな問題ではないのだが、ステージ構造がきわめて地味かつ単調なため、プレイしていてむなしくなってくる。しかもこんな単調なステージが周回でえんえんと続き、多くのプレイヤーはクリア後に途中リセットするのは必至だろう。 ボスの攻撃方法がかなりワンパターン。ラスボスですら同じレーザー攻撃を数箇所に放つだけという単調さ。形態によって攻撃方法が変化するといった演出もない。 エンディングは数秒の軽い惑星帰還シーンのあと、自機の一枚絵が表記されるのみ。ゲーム中の世界観や結末の意味がまったく伝わってこない。取扱説明書にはやたらと熱い設定のストーリーが記載されているものの、それを期待すると大きく裏切られることになる。 + 画像 あっさりなエンディング 評価(擁護)点 ゲームに支障をきたすようなバグはとくにない。それゆえ、初見プレイならそこそこ楽しめる(すぐに飽きるが)。 BGMは使いどころがアレではあるが、聴けないレベルではない。「STGっぽくない」というものなので、STGという前提で聴かなければ、それなりにいけるクチというべきか。 総評 メガドライブにおける最低STGとして悪評を轟かせているとおり、その香ばしさはシューター納得(?)のものになっている。 すでにMDの傑作シューティングの一角『サンダーフォースIIMD』が発売されており、本作の出来の悪さが目立ってしまったのがさらに不運だった。 しかし、地雷級のバランスの不具合や、凶悪なクソ要素はとくに存在せず、単にショボくて飽きやすいクソゲー止まりであるのも事実。『ソード・オブ・ソダン』や『デスクリムゾン』といった伝説級のクソゲーと比べると、その存在は地味で、突き抜けた要素がほとんどない印象はある。 その他 これらの内容から「くそであーる」もしくは「くずであーる」と蔑称に近い愛称で呼ばれる場合もある。 当時のメガドライバーにとっては本作と『CURSE』はMDの二大クソSTGとして認識されていた。しかし、『CURSE』はBGMの評価が非常に高く、グラフィックスもそれなりのクオリティで、そこそこ爽快感のある内容だった。本サイトにおける『CURSE』の分類も、クソゲーではない。 発売元のユニパックは、本作の不評に耐えられなかった…のかどうかは定かではないが、これ一作をもって、以降はMDソフトを発売していない(*1)。ちなみに、同社が次回作として発売する予定だったRPG『フィルディアス 風の鎮魂歌』は、のちに企画がメサイヤ(NCS)によってサルベージされ、タクティカルRPG作品である『ソーサルキングダム』として発売された。
https://w.atwiki.jp/etaro/pages/2.html
最新の情報を載せるため、がんばって随時更新中! BR HR ■東京ゲームショウ2006 BR BR ◯日本ゲーム大賞2006・受賞! BR A HREF = "http //awards.cesa.or.jp/press/060924.html" 日本ゲーム大賞2006「フューチャー部門」 /A BR BR レポート(まとめ)は A HREF = "tgs2006.html" こちらから /A BR BR BR HR ■逆転裁判4 BR BR ◯概要について BR 発売は2007年春。 BR A HREF = "http //www.capcom.co.jp/gyakutensaiban/gyakusai4/index.html" 公式サイト /A BR A HREF = "http //ir.capcom.co.jp/data/pdf/fy2006b.pdf" カプコン2006/3期決算説明会資料*PDF /A BR BR ◯キャラクターについて BR 主人公:王泥喜 法介(おどろきほうすけ)‥‥22歳くらい BR ヒロイン:みぬき‥‥15歳くらい BR 検 事:とにかく時間がかかった(制作に) BR 先 生:牙琉 霧人(がりゅうきりひと)‥‥30歳前半くらい BR BR ◯制作者について BR 企画・脚本・監督・ディレクター:巧 舟 BR 逆転裁判4 ディレクター:松川 美苗 BR キャラクターデザイン・原画:塗 和也 BR 音楽・BGM:堀山 俊彦 BR ◯第一話について タイトルは逆転の切り札。 BR 体験版のことはすべて A HREF="tgs2006_gyakuten4.html" BR こちらのページにのせます /A ので、いいというかたはご覧下さい。 BR BR BR A HREF = "http //www.capcom.co.jp/sound/mail/mm/m71.html" カプコンサウンドチームホームページ /A BR BR A HREF = "http //www.capcom.co.jp/gyakutensaiban/gyakusai4/index.html" 逆転裁判4公式サイト /A BR HR ■逆転裁判シリーズオーケストラ編曲サウンドトラック発売決定! BR 巧 舟さんのたっての希望で制作決定! BR 3の音楽制作者の岩垂 徳行さんがオーケストラ編曲。 BR たのみこむバージョン、予約締切。 BR 一般発売は11月に全国アニメイトにて。 BR BR *収録曲* BR BR 1. 成歩堂龍一 〜異議あり! BR 2. 綾里真宵 〜逆転姉妹のテーマ BR 3. 御剣怜侍 〜大いなる復活 BR 4. 捜査 〜迷宮の組曲 BR 5. 逆転裁判・法廷の組曲 BR 6. 大江戸戦士トノサマン BR 7. 逆転裁判2・法廷の組曲 BR 8. ゴドー 〜珈琲は闇色の薫り BR 9. 逆転裁判3・法廷の組曲 BR 10. 倉院の系譜 BR 11. 逆転裁判3・終幕 BR 12. 王泥喜法介 〜新章開廷! BR BR 付録のペーパークラフトは BR 一般発売(TGS)バージョンは全員、ダメージ&泣き顔で、 BR たのみこむバージョンは全員、勝ち誇り&強気&笑い顔。 BR BR ◯詳 細◯ BR A HREF = "http //www.capcom.co.jp/gyakutensaiban/topics/060818orchestra/index.html" 逆転裁判シリーズ公式サイト /A BR A HREF = "http //suleputer.capcom.co.jp/suleputer/product/cd/cpca10178.html" 逆転裁判オーケストラアルバム〜GYAKUTEN MEETS ORCHESTRA〜/たのみこむVer. /A BR A HREF = "http //suleputer.capcom.co.jp/suleputer/product/cd/cpca10179.html" 逆転裁判オーケストラアルバム〜GYAKUTEN MEETS ORCHESTRA〜/一般発売Ver. /A BR A HREF = "http //www.tanomi.com/saiban/" たのみこむ /A BR HR ■『2』がDSリメイク! BR ◯DS逆転裁判2 Best Price! BR 値 段:¥3,129(税込) BR 発売日:2006年10月26日(木) BR 概 要:物語追加なし、全4話。 BR 海外版収録未定、 BR バックアップ機能付き BR CERO:12歳以上対象 BR BR A HREF = "http //www.capcom.co.jp/ds_saiban2/index.html" 公式ホームページはこちらから /A BR BR A HREF = "http //www.amazon.co.jp/gp/product/images/B000HHFGAU/ref=dp_image_text_0/503-9279882-2939935?ie=UTF8" ゲームパッケージ /A BR BR 予約は下のサイトから BR A HREF = "http //www.e-capcom.com/shop/?goods=1243053" e-capcom /A BR BR A HREF = "http //www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?link_code=as2 path=ASIN/B000HHFGAU tag=gyakutensai0d-22 camp=247 creative=1211" Amazon /A BR BR A HREF = "http //pt.afl.rakuten.co.jp/c/031a023e.a2ac1dc2/?url=http //item.rakuten.co.jp/toysrus/025335000/" トイザらス /A BR BR A HREF = "http //www.yodobashi.com/enjoy/more/i/58032576.html" ヨドバシカメラ /A BR BR BR 海外版の画像は下のサイトから BR BR A HREF = "http //media.ds.ign.com/media/774/774647/imgs_1.html" IGN.COM /A BR BR A HREF = "http //www.gamespot.com/ds/adventure/phoenixwrightaceattorney2/screenindex.html" GAMESPOT /A BR BR Phoenix Wright Ace Attorney Justice For Allも発売決定! BR 逆転裁判2の海外版。2007年度発売予定。 BR 全4話=新エピソードなし BR 日本語版に収録されるものと。内容は同じ。 BR HR ■DS逆転裁判ゲームクリーナー発売開始。 BR A HREF = "http //www.e-capcom.com/" e-CAPCOM /A BR A HREF = "http //www.capcomshop.jp/shop/goods/goods.asp?goods=1241783" PART1成歩堂&綾里姉妹 /A BR A HREF = "http //www.capcomshop.jp/shop/goods/goods.asp?goods=1241784" PART2御剣&ゲストキャラ /A BR 各1360円 BR BR 東京ゲームショウで販売。 BR A HREF = "http //image.members.goo.ne.jp/user/naruhodo-gyakuten-etaro/tgs2006_3.jpg" 見本はこちらから /A BR HR ■オフィシャルアンソロジーコミックVol.2 BR 成歩堂編&御剣編 BR 詳細&購入は以下のサイトから BR 成歩堂編: A HREF = "http //www.e-capcom.com/shop/?goods=9906092905" e-CAPCOM /A BR 御剣編: A HREF = "http //www.e-capcom.com/shop/?goods=9906092906" e-CAPCOM /A BR ■なるほど逆転裁判! 9月30日発売号で復活! BR ゲーマガ9月30日発売号で1回だけ、復活。 BR 末包さんのイラストでは、御剣に真宵たちがイタズラして BR 困らせる‥‥というか、口をおさえさせるストーリーに見える。 BR
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34673.html
登録日:2016/07/02 (土) 16 04 16 更新日:2024/09/02 Mon 11 42 03NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 ギター ネタバレ項目 主人公の親 故人 旅芸人 父親 王泥喜奏介 王泥喜法介 赤 逆転裁判 逆転裁判4 逆転裁判6 この項目には『逆転裁判4』『逆転裁判6』の重大なネタバレが含まれています。未クリアの方はご注意ください。 ■概要 名前の読みは「おどろきそうすけ」。 『逆転裁判4』『逆転裁判6』の主人公・王泥喜法介(おどろきほうすけ)の実の父親にあたる人物で、 法介は物心がつく以前に父親を亡くしていた。 『4』の第4話でその父親についての話が描かれるが、それは以下の会話のみだった。 「優海さん‥‥ザック氏と結婚して、みぬきさんが生まれたワケですが。じつは、アレ。再婚だったそうでしてね。」 「さいこん‥‥?」 「なんでも、前のダンナさんも芸人さんで。ステージでイノチを落としたそうです。結婚して、1年もたたないうちの悲劇、ってゆう。」 『4』で描かれた父親の情報はこれだけであり、 名前や人柄、死亡後に法介と優海が生き別れになったのは何故なのか、 『4』ではくわしいことは何も明かされないまま物語は幕を閉じており、 続編の『逆転裁判5』でも法介の父親のことは一切触れられなかった。 しかし‥‥ ここからは『逆転裁判6』のネタバレを含んでいます。未クリアの方はブラウザバックすることをオススメします! ■父親の真実 『逆転裁判6』では、法介の《過去》がついに明らかとなり、 第5話「逆転の大革命」で、実の父親・王泥喜奏介の話が描かれる。 法介の《育ての親》であるドゥルクによると、 奏介は、歌の上手い旅芸人‥‥いわゆる“みゅーじしゃん”で、 よく響く心地よい歌声で、酒場の客を虜にしていたという。 容姿は、ドゥルク曰く「今のお前(法介)にソックリ」とのことで、 ゲーム内ではドゥルクが20年以上探し回ってやっと見つけたという1枚の写真で、 その容姿を確認することができる。 ちなみに、その写真を見た心音は「けっこう男前」と評していた。 さて、奏介は「ステージで亡くなった」という話が上記の通り『4』でも語られているが、 『6』で、その経緯が明らかになった。 奏介は、クライン王国の酒場で出会ったドゥルク(当時の彼は王配、つまり女王の夫)と 意気投合し、そのままアマラの邸宅に招かれて演奏していたが、 ドゥルクが外出していた時に、何者かが邸宅に放火。 火災でケムリが充満している部屋の中、奏介はまだこの頃は赤ん坊だった法介とともにいたが、 犯人に頭を殴られ、殺害されてしまう。 赤ん坊の法介は炎の中に取り残されてしまうが、戻ってきたドゥルクの決死の救出により命は助かった。 この時、身元が分かる物も全て焼失してしまったため、 たまたま別行動をしていた法介の母親・優海を、ドゥルクたちは見つけることができなかった。 優海の方も、国中が混乱し警察もまともに取り合ってくれない状況だったため、 夫と息子の行方を知ることは叶わなかった。 この放火事件は《アマラ女王暗殺事件》と報じられ、 火事により証拠は何1つ残っておらず、奏介の写真やパスポートも燃えてしまい、 被害者の“顔”や“本名”がわからなかったため《御魂の託宣(*1)》もできず、 23年間未解決のままだった。 しかし、ドゥルクが見つけた奏介の写真により《御魂の託宣》が執り行えるようになったため、 第5話2回目の法廷パートの終盤で、この放火事件の真相を暴くこととなる。 この時の展開はBGM(*2)も相まって非常に熱い。霊媒で父親の登場を期待していた人にはちょっと残念だが 法廷の水鏡に映し出された《被害者の記憶》には、 最期の瞬間まで息子を救おうと手を伸ばす様子が映し出されていた。 奏介の素性・性格については『6』でもほとんど明かされなかったが、 息子を大事に想っていたことは確かだろう。 事件解決後、《成歩堂なんでも事務所》を訪れた優海は、 成歩堂の計らいで奏介の写真を手にし、23年ぶりに見る夫の姿を懐かしんでいた。 そして、優海は2人の子供に本当のことを話すことを決意した。 自分は今も生きていること、そして2人が実の兄妹であることを――。 ■余談 開発スタッフによると、父親の設定については『4』で語られた内容以外なかったため、 『6』でイチからデザインされたそうで、“旅”というキーワードから、 ギター1本で各国を旅する“流しのギタリスト”という設定になったとのこと。 奏介の容姿については前述のとおり、ゲーム内で「今の法介とソックリ」だと言及されているが、 「逆転裁判6ビジュアルブック」では奏介の全身の設定画が掲載されており、 これを見る限り、たしかに法介とよく似た目や顔つきをしていることがわかる。 また、ゲーム内の写真では帽子をかぶっているため、確認しづらいが、 帽子を外した状態の設定画もあり、法介と似たような前髪が生えている。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 心音から見ると奏介はイケメンだが、息子はそうではないとのこと -- 名無しさん (2016-07-02 16 10 10) なんで作ったし、特に情報が多いわけでもないのに。これを作るなら考察の余地があるインガの方を作ってほしかった… -- 名無しさん (2016-07-02 16 22 04) ↑まぁ、作って悪いってことはないが、クライン王族の中でも後回しにされた大臣涙目だなww 本編でも割とそんな扱いだった気がするけど -- 名無しさん (2016-07-02 16 30 53) 逆に言えばほとんど考察『しか』出来ない人物の記事を作る方が問題だろ。インガなんて記事の大半が悪行を並べ立てる事と残りは推測と憶測ばかりになるぞ。 -- 名無しさん (2016-07-02 19 20 37) いかにもラスボスっぽい出で立ちのくせに、いつの間にか殺されてて、腰痛持ちで下戸で子煩悩で嫁の尻に轢かれてるインガ大臣が考察しかできない人物だって? -- 名無しさん (2016-07-02 22 09 03) 大臣も例の症状の伏線が所々にあることとか、真宵のワガママにタジタジだったこととか、娘への愛情とか、それなりにネタはあるはず -- 名無しさん (2016-07-02 22 17 31) なぜかコメント欄が大臣関係で埋め尽くされつつある件 -- 名無しさん (2016-07-03 09 43 11) ソースケの話しようぜ 新章開廷2016に入ってるアコースティックギターの音色はソースケ意識してるんかね -- 名無しさん (2016-07-03 19 06 39) なんでハミガキはステージで死んだという情報を掴んだ?実際は違うし…クライン王国の情報規制? -- 名無しさん (2016-07-03 19 11 25) 最後に優海が出たってことは7が出るのかな? -- 名無しさん (2016-07-03 19 41 49) ↑2まあ、演奏してた訳だからある意味ステージで合ってはいると思う -- 名無しさん (2016-10-12 20 30 57) ぶっちゃけ、「おおっ霊媒するのか」って勘違いしたプレイヤーは俺だけではないと思う。 -- 名無しさん (2017-09-05 13 24 29) 一座のショーに客演してたり当時未成年の優海さんと結婚してたり(親権者の承認が必要)するあたり天斎との関係も悪くはなさそうなんだよな -- 名無しさん (2021-02-12 13 12 40) 「世界を旅して音楽を作って歌う」という活動内容はラミロアさんと一緒だよね ラミロアさんのは多分プロデューサーとかの意向だから偶然なんだろうけど -- 名無しさん (2021-02-12 13 19 10) 「結婚して1年足らずの悲劇」ってことはオドロキくんを出産した後すぐにクラインに行ってるのか。優海さん中々タフだな -- 名無しさん (2024-06-11 00 25 56) むしろクラインで出産してる可能性も考えられないだろうか -- 名無しさん (2024-09-02 11 42 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2700.html
デスクリムゾン 【ですくりむぞん】 ジャンル ガンシューティング 高解像度で見る 裏を見る 対応機種 セガサターン 発売元 エコールソフトウェア 発売日 1996年8月9日 定価 5,800円(税抜) レーティング セガ審査 全年齢推奨 判定 クソゲー バカゲー ポイント クソゲー超魔王「デス様」 『たけしの挑戦状』以来の超クソゲーファミ通レビュー13点問題点以外見当たらないという空前絶後の完成度あまりにも香ばし過ぎて話題沸騰クソ過ぎたために伝説化してしまう一方でメーカー側の対応は非常に丁寧かつ良心的→故に史上最も愛されたクソゲーへOPムービーだけで相当の価値がある上から来るぞ!気をつけろぉ!せっかくだから、俺はこの 赤の扉 を選ぶぜ! デスクリムゾンシリーズデスクリムゾン / デスクリムゾン2 メラニートの祭壇 / デスクリムゾンOX ストーリー 概要 特徴及び問題点 ゲーム開始前 銃の進化ゲージについて ゲーム本編の仕様 ボス戦の仕様 ステージの難易度 演出 音楽・効果音 その他 評価点 総評 発売後の反響 ゲーム雑誌での反応 ~デス様ご降臨の経緯~ 製作側の姿勢の変化、そして愛すべきクソゲーへ 余談 ゲーム内のボイスキャスト・せいじろう氏について その後の展開 「クリムゾン」を取り返せ…「クリムゾン」は奴が持っている ストーリー それは十年前の事であった…。 当時マルマラ軍の傭兵として戦場を駆け巡っていた越前康介(コードネーム コンバット越前)は、形勢悪く敗走中であった。 彼は戦場を脱出するため、戦友のダニーやグレッグと共に激戦区を彷徨っていた。 その時、3人は偶然にも三つの扉を持つ奇妙な遺跡を発見し、とにかく入ってみる。 せっかくだから3人が扉の奥を調査すると、それぞれ宝石・古文書、そして謎の銃(クリムゾン)が見つかった。 3人は手に入れた力と知恵と資金で辛くも帰国へと成功する。 だがその後、お互いに顔を合わすことはなかった。 十年後の現在、1996年。 ヨーロッパを謎の伝染病「KOT症候群」が覆う。 傭兵を引退し医師となっていた越前であったが、10年前の記憶に突き動かされるものを感じ、その因果関係を解明するために「クリムゾン」を手に取り、最初の町サロニカを訪れる。 しかしサロニカは既に町全体が魔物の棲み処と化しており、今、デスビスノスの放ったモンスターがクリムゾンを取り返すべく越前に襲いかかるのであった。 その時思わず使った銃ークリムゾンが越前を助ける。このクリムゾンは戦うごとに、より強力な武器へ進化していく力が秘められていた。 そして越前は、同じく魔物が蠢くリムブルク大学、コネラート橋、イズキット川、ふとした事から友情を交わしたアッシムの館などを転戦していく。 病の流行と銃の謎を解き明かすため、コンバット越前は次々と襲い来るモンスターと戦い続けるのだった。 概要 『バーチャコップ』に続くバーチャガン対応ゲームの第2作。 通称「デス様」「超魔王」「帝王」など。今日では『たけしの挑戦状』や『四八(仮)』と並ぶ 「10年に一度のクソゲー」として悪名高く、クソゲーの歴史を語る上で欠かせない伝説的作品として知られる。 かつては、本作に敵しうるのは『ソード・オブ・ソダン』のみとも言われていた。 2008年のクソゲーオブザイヤーの総評では、ファミ通クロスレビューで同じ13点を付けられた『大奥記』の世界観に合わせて「クソゲー界の征夷大将軍」と呼ばれていた。 特徴及び問題点 ゲーム開始前 このゲームの奇抜さは、ゲーム開始前から既に存在する。 電源を入れるとエコール社のロゴマークが表示されるのだが、これが「精神汚染」と呼ばれるほど怖い。しかもこの演出はどのボタンを押しても絶対に飛ばせない。 より具体的に説明すると、青黒い人の顔のようなものが2つ(何故か1つは傾いている)真っ赤な背景をバックに並んでいるというもの。このシーンで流れる牧歌的なBGMとのギャップがまた凄まじく、初っ端からインパクト抜群。 制作元エコールソフトウェアの真鍋社長によると「モナ・リザみたいな物を…と頼んだら、製作スタッフがデスマスク(*1)みたいな物を作ってしまった」とのこと。 後述するがこのゲームの難度は理不尽に高いため、慣れないうちはすぐGAME OVERになり頻繁にこの会社ロゴに飛ばされる。この画面に戻ってくる頃には、プレイヤーもこの顔と同じような表情を浮かべているかもしれない。 ちなみにこのゲームは画面表示がバグりやすく、その影響を最も受けるのがこのロゴ画面。仮面が変色したり、縦線が入ったりする光景はよくあること。ゲーム進行には影響がないことが多いのが救い。 なお、この仮面は北海道の洞爺湖畔にあるオブジェが元ネタ。 制作元エコールソフトウェアのロゴマーク・ECOLEがアニメーションで流れ込んでくるのだが、語頭のEだけがなぜか縦回転し、それ以外は横回転する。…が、仮面のインパクトに比べると些細に思えてしまうかもしれない。 ロゴマーク表示後、タイトル画面のまま放置しているとデモムービーが始まるが、いきなり奇妙な鳴き声を発する銀色の怪物が現れる。これがラスボスのデスビスノス。3DCGの造形はかなり貧弱で、頭が紙のように薄っぺらい。 続いて、「『クリムゾン』を取り返せ…」といった一連のテキストと「それは10年前の事であった」というナレーションが入り、主人公・越前康介のプロフィールが表示される。タイプライターの印字音をバックにプロフィールが数文字ずつ表示されるが、音と文字表示のタイミングがまるで合っていない。 越前の姿も明らかになるが、やはり造形が貧弱。髪型は坊ちゃん刈りにしか見えず、左右の手足の長さが明らかに違う。 全身が映った直後、タイトルロゴ"Death Crimson"が越前の股間の辺りから飛び出し(この時点で越前は消える)、爆音を立てつつ画面内を無意味に飛び回ったのち中央に静止する。そのぎこちない挙動は「パワーポイントのアニメーション」としばしば揶揄されている。 主人公・越前康介(コードネーム「コンバット越前」)のあまりにも特異なキャラクターは、多数のゲーマーから(ある種の)絶大な支持を得た。 その支持っぷりはWikipediaに個別記事が存在する事から察していただけるかと思う。基本的にWikipediaでは、ゲームのキャラクターの記事は出演ゲーム自体が一大シリーズ化していて、なおかつ多くの作品に出ていない限り 個別記事どころか一覧さえ作られない 。 「コンバット越前」というネーミングセンスもさることながら、その「本名を隠す」という役割を放棄し、堂々と本名を開示したコードネームは多くのプレイヤーの息の根を止めた。コードネームと言うよりはむしろ異名やリングネームニックネームと言ったほうが適切かも。 おまけに作中では、味方などに「越前」と本名の部分で呼ばれていたりして、もはやわけがわからない。 越前自身も仲間を「ダニー」「グレッグ」と呼んでいるが、続編によるとこれらも本名のようだ。要するにコードネーム自体の存在意義がない。 越前の回想を描いたオープニングムービーは、今や伝説となっており、中には数秒見ただけで分かる人すらいる。 ムービーの前半部分は実写。回想シーンということもあり色調はセピア色で画質も悪い。ちなみにロケ地は和歌山県和歌山市加太の友ヶ島に残る由良要塞跡であり、先述の真鍋社長が撮影当日にデジタルカメラを買い一人で島へ渡って撮影したという。 それを知って実際に聖地巡礼として友ヶ島へ訪れるファンもいるのだとか…。実際に動画サイトにはその様子が動画として残っている。なお、年月を経た事による、老朽化した箇所の増加によって危険と判断されて閉鎖された箇所が増えているので、聖地巡礼する際は一応注意しておこう。 このシーンでの越前は傭兵という設定であるが、声を当てているのは傭兵のイメージとはかけ離れた甲高い声質の声優。オープニングナレーターは低めの声質なので、そのギャップは凄まじい。 銃声が飛び交うなか、越前が「ダニー! グレッグ! 生きてるか!?」と叫び、仲間キャラが「ああ、なんとかな!」と応える。が、結局はどちらも甲高い声質であり、少し聞いただけでも同じ声優が演じていることは明らかである。後者「ああ、なんとかな!」はかなりしわがれた声で、別人を演じようとしている努力は伝わるので批判の声は少ない。 この場面は常時一人称視点で描かれており、視界の中に他の登場人物が映りこんだりすることもないため、どの台詞を誰が喋っているのか全く分からない。「ああ、なんとかな!」と答えたのがダニーなのかグレッグなのかも分からないし、そもそも演じている声優が同じであることもあって、延々と独り言を喋っているだけだと誤解してしまったプレイヤーさえいた。 「上から来るぞ! 気をつけろぉ!」と言いながら階段を駆け上がる越前。上から来るのだから階段を駆け上がるのは危険、しかし上へ向かう必要があるので「気をつけろ」なのだろう、とでも解釈するしかない(*2)。 この「上から来るぞ! 気をつけろぉ!」は有名な台詞だが、公式では「気をつけろ よぉ 」が正しいとされている。ボイスの方も(そう聞こえるか個人差はあるが)よく聞くと「気をつけろよ」と言っている。 「何だこの階段はぁ?」と言いながら、一瞬たりとも躊躇せず階段を降りる越前。 ちなみに階段そのものは、何の変哲もないただの階段。続編『デスクリムゾン2』によるとやたら急な階段らしいが…。 「思わぬ場所で階段を発見した」という意味であることは一応分かるが、こんな言い回しでは「階段に見慣れない特徴がある」と受け取られるのが自然。単に「ここに階段があるぞ!」とかで十分だろうに。 階段を降りたところで実写パートは終了。謎の扉を前にしたゲーム画面に変わり、この扉の前でゲーム史に刻まれたあの迷言「せっかくだから、俺はこの 赤の扉 を選ぶぜ!」が放たれる。いきなり現れた謎の遺跡(?)に困惑したり警戒する要素もなく「せっかくだから」と嬉々として探索し始める越前一行に、もはやこのゲームにプレイヤーの常識は通用しないことを思い知らされる。 そもそも何が「せっかく」なのかは永遠の謎であり(*3)、選ぶも何も扉は一つしかなく(*4)、そして後述するが赤くない。たった1フレーズでこれほどの突っ込みどころを含んだセリフもそうそうあるまい。 「赤の扉」と呼んだ理由は「扉の上に赤い宝石がついているため」なのだが判り辛い上、動画サイト黎明期にアップされここでもかつて引用されていたOP動画では色が潰れて赤く見えなかったため、後年になって本作を知った人にはなおのこと「赤要素がない赤の扉」として知れ渡った。実機ではしっかり宝石は赤いが勿論、扉自体は実機でも赤くない。 お笑いコンビ「カミナリ」によるエコールの真鍋社長への独占インタビュー動画にて、件の台詞は「せっかくだから、俺はこの赤の 宝石のついた この 扉を選ぶぜ!」という台詞を 台詞が長すぎて泣く泣くカットした結果生まれた という事実が判明。また、「せっかくだから」というフレーズも、「扉の先にクリムゾンがあることが分かっているのだから、 せっかくだから 中に入りクリムゾンを持っていこう」という意味合いだと語られている。 この赤色が、後述の「クリムゾン」の名の由来と推察されるが、それがゲーム中で明かされることはない。 ちなみに、このシーンで流れるBGM(通称「せっかくだからのテーマ」)は、どこかヘッポコで心が和むともっぱらの評判。 一連のムービーは、10年前に傭兵だった越前がクリムゾンを手に入れた経緯を描いている筈なのだが、内容が断片的過ぎて全く説明になっていない。 特に扉のセリフは試験に出る。余裕があるならOPのセリフは暗記しておくこと。 続編『デスクリムゾン2』では「赤い宝石が付いていた土色の扉」と本作に合致する説明がなされる。にも拘らず、終盤で件の扉の遺跡に向かうと、そこにはちゃんと扉そのものに色がついた緑・青・赤の三つの扉がある(しかも宝石はない)。主人公達にも矛盾を指摘されるが真相は結局分からず終い(*5)。 オプション項目が「ステレオ/モノラル切り替え」しかない。難易度、ライフ、クレジットなどの設定を変更しようとしたプレイヤーを愕然とさせるには十分な項目数。 このせいで、本作のオプションは「充実したオプション」と揶揄される。エコールのセガサターンデビュー作の『ぱっぱらぱおーん』はゲームの出来はともかくオプションが皮肉抜きで普通に充実していたのだが…。 銃の進化ゲージについて 本作では敵を倒すと進化ゲージが増加し、ゲージが満タンになると銃が進化するシステムがある。しかしショットを外すと進化ゲージが減少してしまうため、敵の出現パターンを覚えての狙い撃ちが要求される。真っ当な手段でゲームクリアするためには、進化ゲージを効率良く伸ばすことが必須。 人型タイプの敵は特定の部位を撃つと、やられ判定が残ったまま倒れる。この時は追い撃ちが可能で、同じ部位を撃つ度にスコアと進化ゲージが増加する。スコアアタックや銃の進化を早めるのに重要。 大勢の敵が一斉に攻撃してくる場面では狙い撃ちでは間に合わないことが多いため、進化ゲージが減るのを覚悟の上で(民間人の位置に気をつけながら)乱射する方がやりやすい。 ボス戦では進化ゲージの概念がなくなる(詳しくは後述)ので、狙い撃ちは不要になる。 進化ゲージを伸ばすことが必須と書いたが、銃の進化は性能強化にはほぼ貢献しない。重要なポイントは銃が最終形態になった後、進化ゲージが満タンになる度クレジットが1増加するという一点に集約されている。 このゲームでは初期ライフが3で、ライフを回復する手段がほとんどなく、シーンクリア後も基本的にそのままであるため、実質的に「ライフ+3」となるクレジット増加は極めて重要。クレジットは他に、「各シーンで1回ずつ出現する『HIT HERE』を撃つ」「ステージクリアボーナス」などでも増加する。 例外として、ボス戦に入った時はライフが全快。道中ではステージ3シーン6のサファール遺跡で黄色い六角形の物体を撃った時に1回だけライフが3増加する。これはライフ上限を超えて増えるため、最大でライフ6まで増やすことが可能。 コンティニューしてもハイスコアが登録できない、と言ったペナルティは一切ない。というより、そもそも本作のゲームバランスでノーコンティニュークリアするのは一般人では不可能に近い。 なおデモプレイでは、ステージ1シーン1でライフ4開始と言う本編ではあり得ない状況になっている。 最初にゲージが満タンになり銃が2段階目になると、画面にレーダーが追加されるが、道中では画面を見て撃った方が早い。なお、ボス戦での銃は2段階目で固定される。 3段階目で銃が最終形態となり、溜め撃ちで『オプション銃』が使用可能になる。オプション銃はシーンによって連射するマシンガン、全画面攻撃のミサイル弾、爆弾を撃ってそれを更に撃ち抜くと爆風で攻撃できるボムショットのどれになるか決まっている。だがオプション銃を使うと進化ゲージが大幅に減少してしまう。シーン中は銃が退化することはないが、クレジット増加が遠のくデメリットの方が大きい。 銃はシーンクリア毎に元に戻ってしまう。加えてステージ1と2のボス戦直前ではクレジットが10減ると言う理不尽仕様だが、それでも進化によるクレジット増加を狙えるようにならないと道中クリアは難しい。ラスボス戦ではクレジット減少がなく普通にコンティニュー可能だが、ライフは僅かしか回復しない。 ゲーム本編の仕様 先述の通り、ゲームオーバーになると強制的にスキップ不可の会社ロゴまで戻されてしまう。このせいで、多くのプレイヤーのやり込む意欲を著しく削いでいる。笑いのネタにされることも多いが、プレイヤー視点では笑えないある意味最大の問題点。 越前が持つ魔性の銃「クリムゾン」は、(単なるプログラムのミスであろうが)照準を合わせようとすると自動的に照準がずれる。 そのためにバーチャガンの照準設定があるはずだが、1発撃つと画面フラッシュと共に前画面に戻される。実はこの時照準が小さく表示されているのだが、この仕様により照準の確認が難しく、「照準確認ができない」と誤解してしまうプレイヤーが続出した。 画面にバーチャガンを密着させても、必ず左にズレる。さらにそのズレ具合にもブレがあるのが厄介。 ゲーム自体だけでなくバーチャガンの仕様に影響される部分もあり、取扱説明書でも照準のズレの可能性は記載されているが、上述通り確認が難しいので修正が面倒。 バーチャガンは既に生産終了したブラウン管テレビにしか対応しておらず(*6)、現在主流の液晶テレビなどではバーチャガンは使えないため、パッドでのプレイを余儀なくされる。 照準ズレを加味しても、本作は敵の種類や距離にもよるが当たり判定が割と大きめに設定されていることが多く、バーチャガンでプレイした方がパッドより狙い撃ちが容易でクリアしやすい。本作がガンシューティングである以上、ガンを使った方が有利なのは当然ではある。 現在ではブラウン管テレビは減少の一途を辿っているが、可能ならやはりバーチャガンをクリムゾンに見立てて遊びたいとところだろう。ブラウン管テレビ環境があれば、サターンの他のガンシューでバーチャガンを使えるし、他機種のガンシューを遊ぶ際にも各機種のガンコントローラーが使える。 サターンパッドでのプレイだと、照準の移動速度が異常に速く狙いを付け辛い。低速ボタンのような気の利いた配慮はなし。 リロードがボタン1つで簡単に行えるので、連射力はパッドの方が格段に高いのが利点か。実際狙い撃ちの必要がないボス戦では、パッドを使いこなせる方が有利とされる。 敵が何もないところから不意に現れたり、明らかに人間なのに地面から生えてくるなど、出現が唐突すぎる。 挙動もおかしく、中でも人型の敵は、倒すと全く原形を留めない姿に変色したり地面を回転したりする。 出てきただけで攻撃してこなかったり、唐突に消えてしまう敵も意外と多い。 被ダメージ後の無敵時間がないため、敵が3体も出ている状態で一斉攻撃を受けると即死。 そもそも本作には攻撃モーションがなく、いつ攻撃して来たのかわからない敵も多い。 攻撃を喰らうと甲高い声で「んあ~っ」「くっそぉ」「このやろぉ」「やりやがったな」という台詞を吐く。実際に聴くと必死さよりも脱力感の方が伝わる事請け合いであろう。 『バーチャコップ』のように攻撃準備を始めた敵はロックオンサイトが表示されるが、これにも問題がある。 バーチャコップの場合、サイトが閉じて赤くなった時に攻撃判定が発生するようになっており、敵の攻撃速度に応じてサイトのアニメーション速度も同期していた。しかし本作ではこの同期が取れておらずサイトのアニメ速度が一定で、攻撃速度が速い敵だとサイトが閉じる前に攻撃してくる。 攻撃発生が極端に遅い敵だとロックオンサイトが回転してから判定が発生するため、本来はこれがデスクリムゾンにおける攻撃発生の合図になる予定だったと推測される。ただ同期が取れていたとしても本作のサイトは形状や色が固定で、単に拡大縮小や回転させているだけなので、視覚的に分かりにくいことに変わりはなくなってしまう。 なお破壊可能弾を撃ってくる敵もいるが、それらの弾はロックオンサイトが非表示で、一定距離まで弾が手前に近づくとダメージを喰らうようになっている。これらの弾は一部を除き着弾が遅く当たり判定も大きめなので、撃墜はさほど難しくない。 突如現れる白服の男(たくさん出てくるため「佐藤」という通称がある)や白いムササビを撃つと「おーのー(Oh No)」という妙に気の抜ける断末魔を上げ、民間人ショットペナルティを喰らう。この仕様に関する説明はない。さらに周囲の建物と比べると身長がデカい。しかし、お笑いコンビ「カミナリ」の真鍋社長へのインタビューにより、 わざわざ撃たれそうな所に嫌がらせで出て来る敵だった 事が判明した。 出現も敵同様に唐突。しかも空中に浮かんでいる、画面外から横スライドしてわざわざ視界に入ってくるなど、行動が常軌を逸している。 一応ムササビを撃ってはならない理由については「KOT症候群(作中で蔓延しているという設定の疫病)の特効薬がムササビの血清である」という設定が開発側にはあるらしいのだが、案の定というかユーザーには一切説明がない。ゲーム中に語られたのは『デスクリムゾン2』になってからだった(後述)。 ボス戦の仕様 ボス戦では進化ゲージが越前のライフゲージに変化し、フィールドが360度に変更される。画面右上のレーダーを通してボスやザコの位置を確認し、画面左右のカーソルを撃って視点回転させて視界に捉えてから攻撃することになる(ラスボス戦では更に上下移動もある)。 しかし視点回転用カーソルの当たり判定は大きめで、更に視点移動中は一切の操作ができない。このため画面端付近の敵を撃とうとしたら視点回転が暴発して無防備な所に攻撃を喰らうというケースが良くあり、プレイヤーにストレスを感じさせる。 幸いにも基本的に画面外にいる敵から攻撃を喰らうことはないので、敵が増えてきた時に視点変更で逃げること自体は有効な選択肢となっている。 進化ゲージからライフゲージへの変化については説明書に一切記述されていない。初見だと困惑する可能性が高い。 普段は3発でコンティニュー画面行きになる越前だが、ボス戦に限っては異様にタフになる。ボスも耐久力が高いので長期戦になってダレがち。その硬さを道中でも発揮してくれれば… またボス戦の画面は下半分が地面、上半分は壁などの背景になっているが、画面をスクロールすると背景も一緒に動き、どの方向を見ても背景が変わらない手抜き仕様となっている。 ステージ1・ステージ2のボスは攻撃を当てるたびに「ンュイィ~ン」という艶めかしい奇声、ステージ3のボス(デスビスノス)は「ヴワァ」という掠れた脱力ボイスを発し、ボス戦でありながらなんとも言えない雰囲気にさせられる。 ステージの難易度 このゲームはステージ選択式で、ステージ毎にライフ・クレジット・スコア設定が独立している。 最初はステージ1と2のどちらかしか選べず、両方クリアするとステージ3が選択可能になる(ステージのクリアフラグはセーブされる)。 しかし理不尽且つ意味不明な仕様の数々、操作の難しさ、いつ発生するか分からないバグなどが重なり、ガンシューとしての難易度は高い上に難易度曲線が歪になってしまっている。ちなみにカミナリのインタビューによると 社長はクリアしたことがない 。 多くのプレイヤーが最初に始めるであろう、ステージ1シーン1「サロニカの町」が非常に難しい。 これは初期クレジットが1しかなく、コウモリが同時発生する場面が多いため。このコウモリ、序盤から複数で登場するにもかかわらず攻撃頻度が高い上に攻撃までの時間が短く、連続でライフを奪っていく本作屈指の強敵。操作性の悪さと再プレイまで非常に時間がかかるストレス要素が相まって、ここで挫折するプレイヤーが続出した。 攻略法は敵の出現位置を覚え、狙い撃ちで進化ゲージを伸ばし、クレジットを増やすこと。1クレジットはライフ3に相当するので、多少喰らっても余裕ができるようになる。『HIT HERE』は冗談抜きで命綱。 ダメージを受けたくなければゲージが減るのを覚悟でコウモリの複数出現場面で乱射してもいいが、あまり無駄撃ちするとクレジットが増えるのが遅くなってしまう。 ステージ1はシーン1さえ乗り切ってしまえば、後はコウモリが出現する場面はない。シーン2「リムブルク大学」ではエコール噴水の5UPがあり、以後の敵の攻撃もシーン3「コネラート橋」を含め、シーン1ほどの激しさはない。そんな道中を抜けた先に待ち受けるボスのフライリハード(*7)は弱すぎて話にならない。 ステージ2はシーンが2つしかないが、その片割れが本作最大の難関と言われるシーン5「アッシムの館」。特にパッドプレイの場合は難易度が激烈に上昇してしまい、地獄のエコールロゴラッシュが待っている。 最初のシーン4「イズキット川」でクレジットを4程度まで増やせる位でないと、突破する権利は与えて貰えない。 ステージ2だけ初期クレジット0(他のステージは開始時1)なのでシーン4でやられやすい。アッシムの館にクレジットを多く持っていくのが難しい理由のひとつにもなっている。 シーン5はシーン1を更に過激にしたような面構成で、コウモリが再登場する上に複数で登場する場面が増え、ムササビも非常に嫌らしい場所に出現する。しかも、館に到着しても越前は何故かすぐに中に入らず周囲を回り始めるため、敵(主にコウモリ)の猛攻を浴びるハメに。幸い、コウモリが登場するのはこの面が最後。 この面で銃の進化を狙うのは非常に難しい。持ってきたクレジットを活かし、進化ゲージを無視してとにかく弾をバラ撒きコウモリを速攻で潰すことが推奨されている。 ボスのムーラは説明書のボス紹介に「激しく動くので要注意」とあるが、実際に要注意なのはザコの激しい攻撃。ザコを重点的に撃ったり、視点変更による逃走を駆使しないとこちらが先に力尽きる。 ステージ3は最終面だけあって、全体を通して難易度が高い。最初のシーン6「サファール遺跡」に登場する人型ザコは特に攻撃発生時間が短く、ロックオンサイトが完全に閉じないうちから被ダメ判定が発生する敵のため出現位置を覚えて真っ先に倒さなければならない。シーン7「シャナファーラ」に登場するスナブリン(*8)も当たり判定が小さめで動きが速く、攻撃までの時間が短い方なので厄介。シーン8「デスビスノスの宇宙船」は、道中は尖った強さを持つ敵が少ないため難度が低いが、ボス戦が辛い。なお、シーン7以降は民間人は出現しない。 直前まで遺跡のようなステージだったのに、次のステージでいきなり宇宙船に突入している。ストーリーが一切ないため急展開過ぎるが、もはやそれは些細なこと。 ラスボスのデスビスノスは、破壊可能な高速弾を次々と撃ちながら逃げ回る。本体への撃ち込みよりも弾の破壊を優先しないと死ねる。敵弾は画面中央付近を狙って飛んでくるためこちらも狙いはつけやすいが、弾数が多く着弾も速いため全てを撃墜するのは困難。 今までのボス戦では視界外まで逃げれば敵の攻撃が当たらなかったが、ラスボス戦は例外で、視界外まで逃げても関係なく敵弾を喰らう。デスビスノス戦では上下左右に視点変更が可能になっているが、このせいで下手に視点変更すると酷い目に遭う。デスビスノスにはロックオンサイト付きの直接攻撃もあり、敵弾と共に仕掛けられるとまず被弾は避けられない。 このため、デスビスノス戦の基本的な攻略法は「ひたすら画面中央付近を撃ち、隙を見てリロード。道中で貯めたクレジットでダメージレースを乗り切る」となる。戦略性のありそうな要素を下手に使うより、シンプルに撃ちまくる方がいいというのは好みが分かれることだろう。 流石に画面外から、敵弾をこちらの視界外の位置に撃ってくるようなことはない。 さらに、デスビスノスが無敵になるバグが発生することがある。こうなると完全に詰む。 演出 越前の視点でゲームが進むが、時折生身で空中浮遊しているとしか思えない視点移動がある。他にもラストステージでは転げ回るなど、理解に苦しむ行動が散見される。クリムゾンの力だろうか? 同じところを行ったり来たり、次のステージの入り口が見えているのにいつまで経っても入らないというシーンが幾度となく繰り返されるため、ステージ中も全体的にテンポが悪い。本作の越前の戦いは10年前の記憶から突き動かされるものを感じて、その因果関係を解明するために現場へ飛び込んだという私的な理由であり、越前にそのエリアの魔物の殲滅の依頼がなされている、と言う訳でもないはずなのだが…。 建物などは何もかもが不自然に歪んでおり、雑誌のレビュアーがバグと勘違いした程。 1UPターゲットの看板と5UPターゲットの噴水が登場するが、どちらもボイスは「ワナップ(1UP)」である。 ネタ塗れのオープニングと比べるとエンディングはかなり淡白な仕上がり。BGMは物悲しい。 スタッフロールにて「Stuff」(=Staff)という誤植がある。この単語そのものは「素質」や「原料」という意味なのである意味間違いでもないのだが、「ガラクタ」「くだらないもの」などネガティブな意味も持つ。本作のガラクタレベルの劣悪な完成度や、それを生み出した面々であることから、逆に的を射ているという意見も。 実は『ぱっぱらぱおーん』のエンディング(*9)も同様にStuff表記だった。2作品続けている辺り、意図的だった可能性も高い(*10)。 肝心のコンバット越前役のせいじろう氏がクレジットされていない。「エコール社員が片手間で演じたもの」と誤解される原因の1つになっていると思われる。 OP以外はストーリーの描写が全くない。 特に作中に登場する奇病「KOT症候群」に対しては一切説明されない。 しかし名前からは想像もつかない難病らしく、最悪の場合死に至るという。特効薬はムササビの血清。この設定は次回作『2』で明らかになった。そして『デスクリムゾンOX』にて、本当の意味が「Kiss of Tomb Syndrome」と判明した。(*11)訳すると「墓のキス症候群」。 説明書によると、越前はシーン5「アッシムの館」の主人のアッシムという人物と友情を築いたらしいのだが、そんな事など一言も語られない。館の周りで戦った後に中でボスを倒してステージクリアであり、肝心のアッシム本人は影も形も出て来ない。 ダニー、グレッグも現在の職業や在住地が設定されているがゲームには全く関係ない。ダニーはシーン1の「サロニカの町」で実業家として成功し、グレッグは大学教授になり、シーン2の「リムブルク大学」の辺りに住んでいるらしい(*12)が、だからどうという事もなく、彼らがどう今回の事件に関わったのかなどは想像で補うしかない。 これらについても『2』である程度補完されている。 ラスボスのデスビスノスについても大した説明がない。説明書に「機械が究極の進化を遂げた生物」とあるだけで、あとはクリムゾンを取り戻すために越前にモンスターを嗾けている、と言う事がOPで辛うじて分かる程度でしかない。何故クリムゾンを取り戻そうとしているのか、そもそも何者なのかは一切語られない。ラストステージが宇宙船である事から、地球外の存在ではあるようだが…。 『2』では「クリムゾンで封印されていた邪悪な存在」「人類を死滅させるべくKOT症候群を蔓延させた」と言った設定が明かされているが、これに限らず何故本作で語らないのだろうか。 ラスボス戦後もデスビスノスが轟音と共に沈むムービーが入るだけでエピローグの演出はおろかテロップすらない。上述した通り、エンディングはかなり簡素。 音楽・効果音 音楽はアコーディオン奏者として有名な渡辺邦孝氏による作曲だが、ゲーム内の音源で打ち込む際に不具合が生じたのか、全体的に音質が悪い。 軽いうえ耳に障るようなキンキン響くギター音・ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)のようなパーパー鳴る音・リコーダーのような貧弱な笛の主旋律といったように気が抜けるような音楽が多く、ガンシューティングゲームだというのに緊張感が感じられない。 デスビスノスの宇宙船(最終ステージ)の音楽はループの終わりや曲の盛り上がりのところで 針金を切った時の音みたいな「プン」という音 が鳴る。シリアスな最終決戦に向かうところで流れる音楽なのに、普通の音楽や戦闘シーンにはまず使われないだろう音が鳴り響くため印象に残りやすい。 ただ、「音と使いどころが悪いだけでメロディ自体は悪くないのでは?」という意見も多い。実際、本作の音楽の一部は『デスクリムゾンOX』でアレンジされて使われているのだが、そちらは普通にいい曲と評価が高い。 本作のゲームCDの2曲目、3曲目にはタイトル画面とステージセレクトの曲が収録されており、CDプレイヤーで再生できる。 本作およびデスクリムゾンOXのサウンドトラック(Death Crimson -History-)では全てフルverかつ高音質で聞けるが、エコールHP内の通販でしか購入できなかったため、長年入手困難となっておりプレミア価格で中古販売されている。 その後、渡辺氏自らが全曲再録して(一部未使用曲、新曲あり)2018年11月14日に新盤サウンドトラック(Death Crimson Soundtracks)が発売された。 一部の効果音によって音楽が途切れることもあるほか、一時的に全く音楽が流れなくなるステージもある。 連続で効果音が鳴ると、音楽が一瞬ストップする。 その他 ゲーム本編のみならず、取扱説明書も到底素通りを許さない。 ストーリーの概要が載っているのだが、後半部分のそれは意味不明の文言と化している(*13)。 上述した通り「一般人やムササビを撃ってはいけない」などといった重要な説明がどこにもないなんて序の口。ボスの説明やゲームについての情報が極めて少ない。 文章に統一性がない。ページの題名からして、コントロールパッドでの操作を説明しているP.3は「コントロールパッド」、バーチャガンでの操作を説明しているP.4は「操作説明」とちぐはぐで、ボタンと操作の対象もP.3では「Aボタン……弾を撃つ」、P.4では「弾を撃つ……トリガーを引く」と順序が逆転している。 以下、主人公越前のプロフィール引用。 抑えてはいるが、冒険心旺盛な一匹狼。正義感・勇気とも平均以上だが、カッとしやすいところもあり、計画的人生より行き当たりばったりの人生を選んでしまうタイプ。女性の扱いは苦手。 好きな食べ物は「焼きビーフン」。 …など、もはや列挙不可能。Stage1のはずがSt e ge1となっているなどあまりにも些細なこと。 ハイスコアランキングではプレイ時の年月日も表示されるが、年の表示が西暦下2桁のように見えるものの適切に処理しておらず、2000年にプレイすると年が100になってしまう。 このプログラムミスは「2000年問題」と呼ばれる社会現象にもなった代物。2000年を前に各企業が入念な対策を行った事で実害はほとんどなかったため、実例をお目にかかれるのはレアかもしれない。 「R+Z+START」(←ネタバレ注意)コマンドでクリア扱いとなり次の面に進める。その方法でエンディングに到達できるため、知った日には今までの苦労が全て水の泡に。 難度の高さから考慮して、救済措置と見ればエコールの最後の良心かもしれない。実際『ぱっぱらぱおーん』にも同様の本編スキップコマンドが存在していた。 評価点 破綻したように見えるゲーム性だが、決して正攻法ではクリア不可能というわけではない。敵の出現パターンは決まっており、本作ならではの仕様を理解した上でクレジットを獲得する狙い撃ちパターンを作っていけば何とか攻略できるレベルではある。やり込めばスキルアップは実感できる。 狙い撃ちによる進化ゲージ増加や追い撃ちでのスコアアタックと言ったシステムは、ゲーム性を高めるものとしてやり込んだプレイヤーから一定の評価は受けている。 もっとも操作性やテンポの悪さといったマイナス要素のせいで、継続プレイをする気が起きなくなる可能性も高い。この辺りがまともに調整されていたならば、ゲーム性を評価する人も増えていたのかもしれないが…。 様々な要素が絡み合って生まれた、ある意味芸術的とも言える独特の強烈な世界観。 ファミ通のレビューでは「鳴り止まないエレクトーンやムササビの存在に制作者のシュールな世界観を見た思いだが、そうした芸術に点数を付けるなど不可能だ」と称された(褒めているのかは不明)。 総評 理不尽な仕様に歪なゲームバランス、説明不足かつ理解不能なストーリー、ひたすらチープなグラフィック・BGMなど、 本作はあらゆる面においてこの当時でも類稀なるクソゲーであることは相違ない。 だが、それらの問題点が遊びにくさや不快感を生み出すのみならず可笑しな突っ込みどころとしても機能しており、 意図的な演出や世界観設定とともに不思議な芸術性を醸し出していたこともまた事実であった。 発売後の反響 上述してきた劣悪極まりない内容とは裏腹に、興味深いことに本作や製作会社に対して真剣に憤ったユーザーはさほど見受けられなかった。 マイナーな会社の作品であったため発売当時の知名度が非常に低かったこと、さらに雑誌のレビュー記事などによって前評判が定着していたおかげで、 実際の「被害者」が(居ないわけではなかったが)非常に少なかったことなどが理由として挙げられるだろう。 そしてもう一つ、製作側が「黒歴史」として存在を葬ってしまうことも少なくないクソゲーでありながら、 本作は後述の通り製作側がプレイヤーの反応をしっかりと受け止め、好意的な声にまで昇華させた稀有な例でもある。 本作の知名度を大きく上げた主な要因としては、ゲーム誌のレビューやセガサターン専門誌の読者レース、ユーザー間での口コミ、 そしてパソコンでのインターネット環境の普及が進んだことにより本作の情報発信・交換が容易になったことなどが挙げられる。 ゲーム雑誌での反応 ~デス様ご降臨の経緯~ 『セガサターンマガジン』の読者投票ランキングにおいて、初登場ぶっちぎり最下位(1~10の評価中・平均1.0909)をマークし「 最下位帝王 」と呼ばれた。同時に、編集部より「 超魔王 」の称号を献上される。その後、幾度か後発に王座を掠め取られたり、一時は最下位記録を抜かれたりした(*14)ことはありながらも、長きにわたって最下位に君臨し、凡百のクソゲーとの格の違い、威厳溢れる真の帝王の存在を知らしめ続けた。 デスクリムゾンの知名度が上がった理由として、このサタマガ読者レースで継続的にスポットライトが当たったことが非常に大きい。編集部と読者の両方から弄られ愛されたゲームとなり、レースへの編集部コメントでは最下位競争に触れる際高確率で「デス様」の名が挙がった。 この読者レースについてまとめた書籍『サターンのゲームは世界いちぃぃぃ!!』に掲載された最終レースでも、集計対象となったゲーム945本中945位とやはり最下位。最終的な平均点は2.1058となった。 ちなみに最終レースベスト1位を勝ち取ったゲームは『EVE burst error』。 ファミ通クロスレビューとサタマガソフトレビューでもレビュアーをして「ゲームに点数をつけるという行為に限界を感じた1本」「これマジで出すんですか?」「バーチャガン置いて家に帰りました」など、とても商業誌とは思えない辛辣なコメントを吐かしめた。 ファミ通レビューでは、4人レビューで驚異の3,3,4,3の合計13点を記録した。ファミ通レビューに掲載されうるタイトルで10点満点のうち2点以下は極めて稀なので、3点は事実上の最低点(つまり、4人合わせて12点が事実上の総合最低点)となる。いかに低評価なのかが分かるだろう。 サタマガの読者レビューでも、案の定苦言や罵倒に近い評価が多くを占めたが、中には後のデスクリムゾンのカルト人気の到来を予見したような発言もあった。詳細はこちらを参照。 製作側の姿勢の変化、そして愛すべきクソゲーへ 当時の日本ではWindows 95搭載PCが普及し、インターネットによる情報交換が盛り上がりを見せ始めた時期だった。そのような状況で本作の「完成度」が話題を呼んだ際、初めは困惑していた製作側もやがてインタビューに応じるなど積極的な姿勢を見せ、需要の高まりを受けて再生産した上で再販した時には社長自らが新幹線で全国を回りファンに手売りする「 デストレイン 」なるイベントを行ったり、コンバット越前を演じたせいじろう氏を招いてのファンイベントを開催するなどして、自社製品が巻き起こした(製作者には苦痛でもあろう)ブームに見事応えてみせた。 そのゲームの出来以外での真摯な態度が、本作の名を「クソゲー」から「 伝説のクソゲー 」にまで高め、最終的にはサブカルチャー的な人気を不動のものとするに至った。 本作のファンは「 クリムゾナー 」と呼ばれている。ネット上では本作に魅入られたクリムゾナー達により、スコアアタック含む攻略や、ストーリー考察などの研究が大いになされた。 クリムゾナーの中には、サターンの蓋に強力瞬間接着剤を塗り二度とソフトを交換できないようにした本作専用機「 デスサターン 」を製作するプレイヤーまで現れているほど。 芸術家の角孝政氏はクリムゾンが巨大に進化を遂げた姿をイメージした造形作品「巨大クリムゾン」を製作した。内部にはバーチャガンの部品と上述の「 デスサターン 」が組み込まれており、実際にプレイが可能。 現代美術の展覧会などにも出展された事があり、現在では氏の私設美術館『不思議博物館』に展示されている。開館日であれば一般でもプレイ可能。 2014年12月21日にテレビ東京で放映された『モヤモヤさまぁ~ず2』にて一行がここを訪れた際には、さまぁーずの大竹一樹氏が実際にプレイしている。 この巨大クリムゾンの存在を真鍋社長は認め、展覧会では実際に角氏との対談も行われた。それどころかYoutubeに自分でプレイしている動画さえある。結果は見てのお楽しみ。 2023年11月17日のYouTubeでコンビ芸人のカミナリがエコール現地に赴き、真鍋社長との対話が公開。 発売当時の反響は凄まじく、各ゲームまたはメディア雑誌でクソゲー扱いを聞いた時は「必死で作ったのに本はクソゲークソゲー呼ばわり」とショックだった裏話が判明。 しかし10年後は半ば諦めたようになり、クソゲーと言われても感じなくなったと受け入れている様子。良くも悪くもそのおかげで会社が長く続けられているとある意味感謝していると話している。 余談 発売当初は(大多数の評価では)遊ぶに値しないクソゲーとして投げ売りされていたが、話題になるにつれ価格も高騰し、デストレインでの再販前は開封品で8,000円前後、未開封では数万円のプレミア価格で販売されていたこともある。 再販で流通量が増えたことにより一時は安いものでは5000円以下で購入可能だったが、2020年代からレトロゲームブーム等による需要の増加に伴い、再び高騰化している。 パッケージデザインも斬新奇抜で、一見しただけでは具体的なゲーム内容を窺い知ることができない。 イギリスの月刊誌「SATURN POWER」98年2月号では輸入作品レビュー特集の一つとして本作が扱われたが、先述の国内レビューにも劣らない辛辣な批評が吐き捨てられた。 「デス(死)そのもの、いやそれ以上に忌まわしきなにか」と題された当該レビューでは「まだ出てないサターンゲーを含めても間違いなく史上最悪」「ポルシェのフロントガラスの上で潰れてるブルーボトルコーヒー(*15)みたいなガンシューティング」「エコールはフランス語で学校(school)という意味だが、デスクリムゾンは社会不適合テレビゲームの更生施設(reform school)から逃げ出してきたような代物」「車のドアに手を挟むのと同程度の面白さ」~と散々な言われようであった。さすがブリティッシュジョーク、容赦なし。 欄外には香港の知人から「日本で知られているらしいサターン最悪のクソゲー」として紹介されたライターの感想が載っているが、そこでは「本作の酷さはbadやworseといった単語では到底表しきれないし、もし表現できる単語を思いついた奴は印刷されたそれを見た瞬間ショック死するに違いない」と評された。殺人ジョークかSCPか何か? そうして付けられた点数は100点満点中の5点。同じコーナーでは『ゼロディバイド』69点、『全日本プロレス』79点、『レイヤーセクション』62点といったまともな点数が付けられる中、明らかに酷い扱いを受けている。 特定分野ごとにつけられた点数(10点満点)についても、グラ1点、サウンド2点、多人数での楽しみやプレイ時間に至っては0点と評された。特に0点の項目では「横に友人がいたらきっと爆笑してくれる」「20分も遊べばヘルニア、またはもっと恐ろしい病を発症する」と完全にネタに走っている。 書籍『超クソゲー2』では真鍋社長へのロングインタビューが行われ、一部だが設定や迷セリフの謎などが明かされた。 本来のテーマは「人の生きる精神(越前)と狂気(クリムゾン)とのせめぎ合い」で、クリムゾンは人の意思を蝕み進化する銃である、とのこと。 かの迷言「せっかくだから」は本作及びエコールの前向き(むしろ前のめり)精神の表れであり、「好物焼きビーフン」もまたチャレンジ精神かららしい。 2008年にはファン感謝イベントとして真鍋社長やせいじろう氏などStuffと共にOPのロケ地へ「聖地巡礼」に向かう「デスクルーズ2008」が開催され、この中で本作の誕生秘話を記した真鍋社長書き下ろしの小説『フリーズ!ーデスクリムゾン・レゾナンスー』が配布された。ページ数にしてなんと250に及ぶ。現在ではエコールの公式サイトで閲覧可能。 …が、「デスクリムゾン誕生の秘密が明かされる」と謳いながらその内容はツッコミ所満載の娯楽小説。 簡単に言うと「95年のある日、真鍋社長達の意識がダニーやグレッグと融合したことで、クリムゾンの影響を受けた越前に命を狙われたため、越前達が登場するゲーム『デスクリムゾン』を製作・販売して越前を誘き出そうとする」というのがプロローグ…完全にツッコミ待ちである。 しかし案の定クソゲーを作ってしまったため、事態はどんどんおかしな方向に進んでいく。その先は是非ご自分の目で確かめて頂きたい。 ほとんどフィクションだが所々が微妙に事実とリンクしているので、本作を愛するクリムゾナーならニヤけながら読めるだろう。 どこまでが事実かは定かではないが、作中では本作の数々の珍仕様や珍設定、出来の悪いグラフィックなどの理由も自虐的に解説されている。例えば越前の「女性の扱いは苦手」という設定は「髪をなびかせるのが大変だから女性キャラは作りたくない」→「主人公が女性の扱いが苦手なら女性キャラは出さずに済む」という発想からなど。 上記の「デストレイン」「巨大クリムゾン」などをもストーリーに絡めており、構成や設定は意外なほどに練り込まれたものになっている。ぶっ飛んではいるが驚きの伏線回収や熱い展開などの見所も多く、一つの物語としても楽しめる。誕生…秘話…? ちなみにこの小説は和歌山に向かうバスの中でせいじろう氏によって第2章まで朗読された。 その最中、せいじろう氏の頭上から荷物が落ちるというハプニングが発生。まさかのリアル「上から来るぞ! 気をつけろぉ!」であった。 そして2010年、オリジナル版にあった各種不具合も全て搭載してWindows用フリーウェアとして配布すると公式で発表された。 しかし、セガサターン独自の3D描画方式(*16)をPC上で再現できるかは疑問視されており、その実、現在でも未だに配信の音沙汰はない。 ゲーム中に登場するムササビをモチーフにしたキャラが活躍するゲーム『ムサピィのみらくるデス魔宮』がWS向けに開発されていたが開発中止となった。 その後もACで『ムサピィのチョコマーカー』が発売され、DCやPCに移植され、今日ではPC版が無償配布された。デスクリのスピンオフ作品なのだろうか?(*17) そして2009年末頃から『デスクリムゾン3外伝 忌獣戦紀 ~スピアクロゥ編~』の開発が開始されたと言うが、発売機種はおろかジャンルも「ガンシューかFPSかTPSかノベル」と不確定で、発売されるかも分からないという。オリジナル版の移植と同じく2023年現在の開発状況は殆ど不明。 公式サイトの対談ページでは「代表作を作りたい」と熱意を語っており、(それがデスクリムゾン3の話なのかは不明だが)「少人数で制作しており、2022年ごろに完成するはず」と語っているが、発表は未だない。 しかし状況は一変し、2023年に真鍋社長が突然連載を始めた自作小説『ニンクリ物語』の第十二回に於いて、デスクリムゾンの続編の製作について自身にとってのやり残した最後の使命であると言及した。おそらくこれが前述のデスクリムゾン3であると思われる。 しかし未だに内容などに関する具体的な言及はなく、シナリオに関しても作中での本人の台詞から難航していることが窺えるため、完成まではまだ時間を要すると考えて間違いないだろう。 奇しくも『ぱっぱらぱおーん』でも、オープニングで主人公が赤の扉に入る事でストーリーが始まる。こちらは今作と違い、はっきり赤と分かる。 発売時期が近いPSのクソゲーである『里見の謎』とは(もちろんネタ的な意味で)何かと比較される。 『デスクリムゾン』よりも前にファミ通クロスレビューで同じ総合13点を記録した据置用ソフトに『港のトレイジア』(1992年2月/RIOT・日本テレネット/MD)が存在する。 2018年1月~3月に放送されたTVアニメ『ポプテピピック』の最終回冒頭で、本作のOPシーンのパロディネタが使われた。 Aパートでは起動時の仮面~越前登場、BパートではOPムービーの友ヶ島パートを忠実に再現していた。流石に完全再現とまでは行かなかったのか声優はせいじろう氏ではなく中田譲治氏へ変更され、友ヶ島の風景も諸事情(*18)で若干異なっている。 しかも、EDクレジットでは企画協力としてエコールソフトウェアと真鍋社長の名前が記載されていた。つまりエコール公認。 『ニンクリ物語』第十三回の真鍋社長の言によると「取材して制作みたいな大掛かりな話だったので、事前に制作の人から連絡をくれて正規ルートで話をして、自由にやってくださいと伝えておいたわけだ」とのことで、正式な手続きと段階を踏んで製作されたものだった模様。 なお、OPの映像がほぼ同じためか、YouTubeのAIが本家デスクリムゾンのプレイ動画をポプテピピック最終回の無断転載扱いする(*19)と言う珍事が発生している。 音楽担当・渡辺邦孝氏について 上述したとおりアコーディオン奏者としての知名度が高い渡辺氏だが、ゲームについては自身は遊ぶことがなく、本作の製作に関わったのは阪神・淡路大震災の影響で不安定だった生活を巻き返すため、勢いのあるゲーム業界の案件を受けることにしたという経緯を語っている。しかしながら提示される資料の少なさ(*20)などもあってリテイクの連発となり、当時の生活事情などもあって開発末期の2か月ほどの間に制作したMIDIを買い切りという形で開発から身を引いたという。 新盤と旧盤のサウンドトラックで音色が違うのは、ファイルを渡した当時の渡辺氏の想定が新盤の音で、旧盤は納得できるクオリティにないことやエコールからの連絡もなかったために憤っていたとのこと。この件に関しては上記デスクルーズ企画の際に真鍋社長から謝罪があり、その場で渡辺氏からもサントラを出してはどうかと提案を受けたのが新盤の発売に繋がったようだ。 2018年、渡辺氏のYouTubeチャンネルにて本人がこのゲームのBGMを演奏した動画がいくつか投稿された。彼曰く、デスクリムゾンとは『My Dark History(黒歴史)』であり『The game is f**king, but the music is amazing(クソゲーだが、音楽はスゴイ)』とのこと。 こう言いつつも、渡辺氏自身は赤の扉の曲が「せっかくだからのテーマ」と日本で呼ばれていることに言及したり、上記のポプテピピックにおけるパロディも好意的に評するなど、デスクリムゾンというタイトルに悪印象は抱いておらず、むしろファンが積極的にネタとしていることを好意的に捉えている様子を見せている。 渡辺氏のゲーム音楽に関する活動はデスクリムゾン以外になく、新盤サントラ発売時のインタビューで「オーダー次第だが、ハードプログレ路線はデスクリムゾンでやりきった感じで、それ以上は作れないかもしれない」と語っている。 本作は国立国会図書館で資料として保管されている。インターネットにあるデスクリムゾン関係のページによると、寄贈したという本人が一部始終を公開している。国会図書館にデスクリムゾン寄贈へ 2024年6月、公式YouTubeチャンネル開設。 最初にアップされた動画はもちろんあのOPムービー。説明文によると「セガサターンでリリースされた伝説のゲーム、デスクリムゾン。そのオープニングムービーです。」とのこと。 ゲーム内のボイスキャスト・せいじろう氏について 本作で越前の声(ほかゲーム内ボイスデータの大半)を担当したのは、大阪府出身のタレント「せいじろう」氏。2019年に活動休止するまで主にCMナレーションなどを手掛け、芸能プロダクションも運営していた。 社長いわく「本当は声優が5、6人いる、と言いたいところなんですが、全部せいじろうさんが担当しています」とのこと。つまり先にあげたナレーションやダニーとグレッグだけでなく、「ワナップ」などのシステム音声からモンスターの奇声まで担当している。 プレイヤーの脱力を誘う越前のボイスはれっきとした氏の「演技」であるが、発売当時は担当声優に関する情報がほとんど明かされなかったこともあって、「エコール社員が片手間で演じたもの」だと誤解するプレーヤーが続出。本人は結構ショックだったとか。 社長によると「変な魔物がペンチでつねられる悲鳴をすぐに出せる人」というオーダーをしたところやってきたのがせいじろう氏だったとのことで、OPのデスビスノスや一部モンスターの金切り声のような奇声はまさにそのリクエスト通りと言っても過言ではなく、声優周りの事情が判明した現在ではこの面でせいじろう氏の演技力を評価する声も上がっている。 ちなみにせいじろう氏は、後に『THE KING OF FIGHTERS 2003』や、同シリーズのムービー作品『The King of Fighters Another Day』(の第三話)でビリー・カーンの声を担当した時、越前の件もあって一部で話題になった。 本作で氏の演じた音声の参考動画はこちら。 その後の展開 カルト的な人気を得たからか、続編『デスクリムゾン2 メラニートの祭壇』が発売された。 「微妙な場所を攻める好きな食べ物」は健在。『2』の主人公、八並康の好物はダチョウのステーキで、ヒロインのユリの好物はマンゴスティン。 八並康の序盤のセリフ「なんだこの看板はぁ?」「ローゼンバーグクリニック? 面白そうだな、せっかくだから入ってみるか」のみならず、あちこちに今作のオマージュがある。 一応、本作でまるで語られなかった世界設定が明かされ、OPに声が出ただけのダニーとグレッグも登場する。 さらに、同作をアーケード向けにアレンジした『デスクリムゾンOX』が稼働。後に追加要素を加えてDCやPS2にも移植された。PS2版はタイトルが『デスクリムゾンOX+(プラス)』となっている。
https://w.atwiki.jp/kotye/pages/316.html
あくまでも同社他作との比較によるひどさがポイントなんでパンチ力弱し -- キャラファン (2010-01-22 16 17 36) テンポが悪いだけで、まあまあ遊べるレベルだろ、他のクソゲーと比べると頭どころか胴体ひとつくらい違う -- 名無しさん (2010-01-29 16 40 03) パッチ出る前でも、S L方式でコンプはできていた。このあたりが作業ゲーといわれる根本的トラウマとなってるんじゃないか。もちろん、あのキャラがなんでこんな、っていうトラウマもね。 そのあたり抜きにすると、KOTYノミネート自体怪しい、クソゲーてほどでないかと。 -- キャラジャンキー (2010-02-14 18 58 01) 「とにかく面倒」って充分クソゲーだろう。他社ゲームと比較しても面倒さが際だつ出来。 -- 名無しさん (2010-02-15 04 31 44) S&L方式を活用してコンプできないゲームなんて48くらいだろw 何で根気の有無を問題にせにゃいかんのだ。コンプまでの根気がどの程度か、またはそれを感じさせない面白さがあるかが問題なのであって、その意味では間違いなくクソゲーだわ。いつもは長所になるシステム面での工夫が最悪に近い結果となったな -- 名無しさん (2010-03-04 02 29 40) どっかのサイトからコンプされたセーブデータ拾ってくるのマジオススメ。おまけのミニコメディみたいなのだけはちょっと面白い。ゲームシステム?ウィザーズクライマーか巣作りドラゴンやろうぜ -- 名無しさん (2010-03-08 14 45 57) テンポの悪さが致命的だったなー -- 名無しさん (2010-03-10 22 18 07) 呼び寄せ施設とか知らないのこの子?記述間違ってんじゃん。それでクソゲーとかいい加減なことするんだね -- 名無しさん (2010-03-11 20 02 55) ちなみに呼び寄せの施設は、呼びたいキャラをほぼ1ターンで同じマップに呼ぶことができるよ -- 名無しさん (2010-03-11 20 45 17) ただ単につまらなかっただけだし、クソゲーじゃないな。 -- 名無しさん (2010-03-12 03 55 40) 2009年内にパッチ出てるのに何故残ったのかが疑問 -- 名無しさん (2010-08-24 17 16 18) まぁ、パッチがあってもつまらないしな・・・ -- 名無しさん (2010-08-31 08 30 49) つまらないというのはゲームとしてバグやらウイルスよりも致命的な欠陥。 -- 名無しさん (2010-10-15 02 02 04) つまらなくはなかったな 無人島物語みたいなの期待してたからがっかりはしたけど この程度でkotyに推すのはアンチ扱いされても仕方ない -- 名無しさん (2011-07-30 00 29 00) 9)のおまけムービーは許してやろうぜ、作ってた社員さんがそのころに退社してるから -- 名無しさん (2011-10-12 15 47 59) 投稿日よく見てくれ、呼び寄せ設備なんぞないパッチ当たる前の混沌としてた頃の選評だ -- これ書いた人 (2012-06-30 11 47 43) んでもってVer1.10以降はそれなりに遊べると俺も思ってるから当時の参考程度にしてくれ -- まとめサイト?場末のネタスレかと思ったらまだ続いてんのな、てか載せんなよ恥ずかしい/// (2012-06-30 11 54 16) そも呼び施設というイベント以外の用途がない物に頼らないとイベントが進みづらい時点でクソゲーだと気付けよ -- 名無しさん (2012-11-28 12 31 47) コメントログの別ページ移転とともに多少整形。 - 管理人 2012-12-01 18 55 06
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4719.html
この記事では『ヴァルハラナイツ3』と、そのアッパーバージョンである『ヴァルハラナイツ3 GOLD』を扱います。判定はともに「クソゲー」です。 ヴァルハラナイツ3 概要 特徴 問題点 評価点 総評 ヴァルハラナイツ3GOLD 概要(GOLD) 評価点(GOLD) 問題点(GOLD) 総評(GOLD) ヴァルハラナイツ3 【う”ぁるはらないつ すりー】 ジャンル ファンタジーアクションRPG 対応機種 プレイステーション・ヴィータ 発売・開発元 マーベラスAQL 発売日 2013年5月23日 定価 5,980円 レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 クソゲー ポイント 戦闘がほぼ魔『砲』の撃ち合いロード地獄仲間ってなんだっけ ヴァルハラナイツシリーズ1 / 2 / エルダールサーガ / 3 (GOLD) 概要 PSP等で展開されていたファンタジーRPGシリーズ『ヴァルハラナイツ』のPSV版。 豊富なキャラメイクなど、シリーズ恒例の要素はしっかりと継承されている。 特徴 舞台は監獄城 これまでとは異なり、最初からかなり殺伐とした雰囲気。序盤で主人公と普通に会話していたキャラが、奴隷として連れさらわれたりもする。 力で秩序を維持している無法地帯であり、ダークな世界観をかもし出している。 戦闘は完全シームレス 画面切り替えはなく、フィールドがそのまま戦場に。最近では珍しくないかもしれないが、ヴァルハラナイツシリーズとしては初。 歓楽街 監獄城の一階フロアは「物品は高いがサービスが受けられる場所」となっており、使用した金額に応じて店の女の子(通称:夜の蝶)と触れ合うことが可能になる。 好感度を最大まで上げてクエストをクリアすれば、彼女らを仲間にすることも可能。 問題点 調整不足な難度 本作では、全体攻撃魔法に対する対処法が存在しない。なので、後方に置いたメイジに全体攻撃魔法を連発させれば大抵の敵は抹殺可能となる。逆に敵が同じ手を使ってきた場合は大ピンチとなるが、その場合は詠唱が済む前に連打でボコボコにして殺すしかない。こちらも負けじと全体攻撃魔法を打ちまくれば、どちらかが壊滅して戦闘が終わることもある。 パリィだの必殺技だの狙うより、とにかく前衛職は肉の壁になって後衛に詠唱させるのが一番。必殺技はモーションばかりで役に立たない。見た目はいいのに…。 ボスに負ける理由も、属性やスキルのせいではなく「HPが低かった」というのが殆ど。戦略性は薄い。 雑魚の出現回数に制限がなく無限に沸くため、輪ゴムで左右のスティックを固定して雑魚沸きポイントをグルグル回らせておけば無限レベルアップ可能。永パ防止措置の類は一切ない。途中で「金欠」にかかった場合は所持金が限りなくゼロに近い状態にまでなるものの、それを補って余りあるほどリターンが大きい。 ただし本体にかかる負担が大きく、熱暴走してシステムが破損する恐れがある。レベル上げしたまま寝ていたら、起きたときに本体が火傷するほど熱くなっていた、ということも実際起きる。実行は自己責任で。 お金に関しても、換金クエストが無限に受けられるので中盤以降は不自由しなくなる。具体的には商人のスキルで値引きしてアイテムを大量に買い、換金クエで現金に買えれば差分で儲けられる。時間はかなりかかるが。 囚人が壊れスキル持ち 全体的に他の職に比べて能力は低いが、最後に取得する(大抵は最後になる)スキル「限界突破」は全パラメータが一律30上がるというチート級スキル。レベルアップだけで同じように基礎パラメータを上げようとすると、200以上レベルを上げる必要がある。 マスタースキルではないため、サブ職業を囚人にしておかないといけないという欠点はある。 習得には莫大なSBPが必要だが、上記の経験値稼ぎを使えばあっという間。 また、「機械人用以外全ての武器が使える」というこれまたチート級の特性を持つ。こちらはマスタースキルなので、囚人を一度極めれば全職業で武器制限がほぼなくなる。 味方への指示がなく、しかも雑魚相手でも考えなしに大技やスキルを連発するためすぐにガス欠に陥る。ボス戦が控えている場合、いかにして敵を避けながら向かうかが重要。 7VS7のチームバトルがウリなはずだが、結局は主人公が片付けていくことになる。操作切り替えは可能だが、一々自分で操作するのが「チームバトル」だろうか? セクシータイムの不完全燃焼感 「お触り」「キス」ときて個人クエストクリア後はホテルで一夜を過ごしてしまうわけだが、残念ながら言うほどのエロスではない。 ボイスもほぼ使いまわしで、見た目とあっていないことも多い。 視点変更もなく、ポイントを知ってしまえばすぐに終わってしまう。また、主人公が女性でも展開は同じ。「お兄ちゃん」と呼ばれたり、新しい命が宿ったり…。 仲間になると普段は入手できない全身装備が手に入る上に珍しい職業だったりするので、その点では価値があるのかもしれない。 ロード地獄 とにかく本作のロードは長い。長すぎる。 設定によってはロード中にスリープすることも度々起こる。少し移動するたびにロード、施設に入ってロード…。 パッチによって改善されたとなってはいるが、それでもかなり長い。外に出るだけでも延々とロードを待たなければならない。 一応アップデートで監獄城から外部マップへのショートカットが「外壁への秘密の抜け穴」という形で可能になったが、その際にも当然長々とロードが入る。 移動のテンポの悪さ 戦闘が起こるマップ以外ではダッシュ出来ず、そのダッシュにしても使いにくい。 短距離をダダッと駆け、その後息切れして立ち止まるという虚弱ぶり。ダッシュ終了間際にボタンを押して攻撃を繰り出せば止まらないが、移動距離の割りに手間が多い。 ちなみに、このダッシュ攻撃は不意打ち以外では当たらない。接近して気づかれると戦闘状態に移行してしまうため。 一応「ダッシュ終了間際にセレクトボタンで操作キャラを切り替える」という方法でも連続ダッシュ可能。ただしボタン配置の都合で面倒な上、敵にぶつかって戦闘になると隊列が乱れて更に面倒くさくなる。 ストーリーについて 序盤から中盤はダークファンタジーとして中々の出来なのだが、後半はかなり物語が破綻する。 ネタバレになるので詳しくは記さないが、「仲間って何だろう」と頭を抱えることになるだろう。 課金要素 一部の強力な装備がヴァルベージ(課金ガチャ)を使わなければ入手できなかったり、上級職の職札がゲーム中では滅多に入手できず有料DLCに頼ることが多くなるなど、かなりがめつい。 そのためシリーズ恒例の「ハック&スラッシュ」要素がほぼ無意味。雑魚モンスターは換金アイテムばかりだし、人型の敵も使い道のない弱い武器ばかり落とす。序盤はそれでも資金の足しにするべく敵をまさぐることになるが、上記のとおり中盤以降は金に不自由しなくなるので…。 無料DLCもしっかりあるのだが、クエストやコラボ装備など。実用的なものは課金しないと手に入らない。コラボ防具は全身装備なので、パッと見は大きく防御力が上がったように見えるものの総合的には実は大して高くなかったりする。 評価点 豊富なキャラメイク 上記のとおり、シリーズファンにはお馴染みの要素だがこれに関してはかなり出来がいい。 無料DLC「おっぱいカスタマイズ」でバストサイズを設定出来るようになったり、見た目以外にも行動を左右する「性格」も重要になる。 施設でフェイスどころか性別まで変更可能。運しだいだが「見た目は男だが性別は女」ということになることも。LGBTへの配慮か? 職業数もシリーズ最多。スキル取得がやりこみ要素にもなっている。 総評 そもそも『ヴァルハラナイツ』シリーズ自体が「人を選ぶ」「世界観になじめなければクソゲー」と言われることが多いのだが、過去作以上にその傾向が強い作品になってしまった。 それでも遊べないほどではなく、シリーズとしては最大の売り上げを記録し「遊べるクソゲー」としてネタ扱いされることになったのだが…。 リリースから半年足らずで完全版『ヴァルハラナイツ3GOLD』の発売が発表され、本作はいわば「有料ベータ版」だったことが発覚し多くのシリーズファンを涙させた(*1)。 ヴァルハラナイツ3GOLD 【う”ぁるはらないつ すりー ごーるど】 ジャンル ファンタジーアクションRPG 対応機種 プレイステーション・ヴィータ 発売・開発元 マーベラスAQL 発売日 2014年2月27日 定価 4,980円 レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 クソゲー ヴァルハラナイツシリーズ1 / 2 / エルダールサーガ / 3 (GOLD) 概要(GOLD) 上記の作品に、追加要素を加えたアッパーバージョン。 新しい風俗店施設として防具の強化が出来る「エロティカヘブン」とスキルを覚えられる「ヘルズハイ」が追加され、更に種族や共闘モードも追加された。 評価点(GOLD) 戦闘などの調整 ゲームスピードの設定として「ゴールド」が追加。比喩なしに倍速くらいのテンポでゲームが進む。また全体魔法の詠唱寺間が長くなったり、NPCの行動をある程度動かせる「思考」が追加されるなどバランス面での改善が見られる。 問題点(GOLD) プレイヤーに有利となる要素の廃止 リポップ条件の調整によりオートでの経験値稼ぎができなくなり、またがまぐち錬金も不可能。ムーブポイントだけは稼げるので、アイテム入手と転売を繰り返せば金は稼げなくもないが…。 特に経験値稼ぎができなくなったことで、戦闘難度は急速に上がってしまっている。 一方で不利になる部分が未調整 ガラクションはまさかの放置、相変わらずテーブル制で「良いもの欲しけりゃヴァルベージ(課金ガチャ)回せ」と言わんばかり。 相変わらずといえばダッシュもそのまま。 シナリオも変化なし。そもそもが「完全版」なので…。 総評(GOLD) 一応改善しようという意図はあるが、それがうまく機能したとは言い難い。 とは言え戦闘スピードの改善が大きいので、今から買うのであればこちらか。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2713.html
縁日の達人 【えんにちのたつじん】 ジャンル 縁日体感ゲーム 対応機種 Wii メディア 12cm光ディスク 発売元 バンダイナムコゲームス 発売日 2006年12月2日 定価 5,040円(税込) プレイ人数 1~2人 レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 クソゲー ポイント 2006年クソゲーオブザイヤー次点 体験版クオリティのミニゲームがたった 10個 で5040円太鼓の達人シリーズとは関連性皆無 クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 概要 ミニゲーム一覧 宝物 問題点 評価点 総評 余談 関連作品 概要 バンナムのWiiローンチタイトルの一つで、縁日をお茶の間に持ってこれるとの売り込みだったが…。 ミニゲーム一覧 「金魚すくい」「バルーンアート」「たこ焼き」「占いの館」「お化け屋敷」の5つは協力プレイが可能。 また、それぞれのミニゲームには20個程度のノルマが存在する。 他、ミニゲームの出来によって、屋台を訪れる時、出る時の店主の反応が変わる。 ヨーヨー釣り Wiiリモコンの下側をつまむようにして、下向きに持って遊ぶ。 こよりを動かす要領でWiiリモコンを傾け、ヨーヨーの輪に合わせてこよりを下げていく。 こよりのゲージを見ながら、こよりがちぎれないよう力加減を調節しつつヨーヨーを釣り上げる。 射的 リモコンで照準を動かし、景品に向かってAボタンで弾を打つ。 輪投げ 欲しい景品に合わせて輪を持った手を横に動かし、景品に向かって輪を投げる。 景品の場所は上段、中段、下段の3段あり、振りの強さで飛ぶ場所が変わる。 バルーンアート 太鼓の達人を思わせる音ゲー。 リモコンとヌンチャクを向かい合わせにし、音符に合わせて風船をひねったり、折ったりするようにリモコンとヌンチャクを動かす。 協力プレイではリモコンとヌンチャクを片方ずつ持って操作する。 金魚すくい リモコンをポイの要領で上下に動かし、金魚や亀をすくう。 協力プレイではリモコンでポイ、ヌンチャクでお椀を操作する。 お椀は協力プレイ時のみ操作できる。 たこ焼き 粉つぎ、千枚通しを使い、焦げない様にたこ焼きを焼く。 リモコンのAボタンで粉つぎと千枚通しの切り替えが出来る。 協力プレイではヌンチャクで粉つぎ、リモコンで千枚通しを操作する。 ダーツ 照準を動かし、景品に向かってWiiリモコンを振り的に向かって矢を投げる。 矢が当たった場所に応じてアイテムが貰える。 クレープ トンボでクレープ生地を伸ばし、焼き上がったら盛り付けを行う。 客ごとにトッピングの好き嫌いがあり、意識しながらトッピングを選ぶ必要がある。 何故かトッピングにキュウリ、小魚が存在する。 占いの館 おみくじ、水晶占いが出来る。 協力プレイ要素として相性占いがある。 お化け屋敷 隠し屋台。両手に持ったハンマーで幽霊や妖怪を倒すレールシューティング風味のアクション。リモコンとヌンチャクを振ることでハンマーを振れる。 制限時間内に最後の地点にいるボスを倒すとクリアとなる。 協力プレイでは、リモコンとヌンチャクを片方ずつ持って操作する。 宝物 コレクション要素として、屋台で手に入れたアイテムをコレクションすることが出来るシステム。 曜日、日付が合わないと貰えない物や、屋台、ミニゲーム内で特殊な操作を求められる物もある。 問題点 薄い。 この一点に尽きる。単純な操作のミニゲームが10個だけ。これで5,040円とはボッタクリと言われても仕方あるまい。 さらにそのうちの一つは結果を読むだけの占いなので実質9個である。ストーリーモードといった類のモードも存在せず、プレイのバリエーションが特別充実している訳でもない、ただこれらのミニゲームを遊ぶ「だけ」の商品である。 隠し要素の「お化け屋敷」を出現させるのに必要な行程が多すぎる、苦労して出現させても結局は単純な内容のミニゲームであり、あまり怖くも面白くもない。 残念な出来のミニゲーム クレープ・たこやきは単純に操作性が悪く、バルーンアートは反応の悪さに加えて音ゲー形式となっている。その上、曲とコマンドが一致していないという。 タイミングを合わせても反応しなかったり、逆に1回の動作で連続反応したりするため、まともなプレイが困難である。 屋台を移動する時のテンポが悪い。 2人プレイを謳っているが、対戦要素はない。 2人プレイは協力プレイのみ。対戦要素を期待して買ったプレイヤーからすれば残念要素である。 2人プレイと書いておいて協力要素しかない作品は本作品に限った事ではないが、購入後に発覚して落胆するケースは発生しうる。 評価点 ナムコ関連の小ネタは充実している パックマンのゴーストやマッピーのニャームコがアイテムとして登場したり、バルーンアートでマッピー、ニューラリーXのアレンジ曲が遊べる等。 宝物は先述の通り、特殊な操作を求められる物もあり、やり込み要素としては一応成立している。 総評 致命的なバグや調整不足な難易度設定といった要素は無い点は褒められる一方、フルプライスばりの値段に見合わない到底内容の薄さと、ミニゲーム自体の出来の悪さで評価をクソゲー判定にまで落とし込んだ一作。 数が少ないなりにもっと内容を練りこんで遊びのバリエーションを増やした上で、内容相応の値段設定にしていれば、Wii本体発売初期の頃のゲームとして、まだ妥当な評価は得られていただろう。 このゲームを買ってプレイするくらいなら5040円を現実の縁日で使った方が圧倒的に有意義である。 余談 Wiiの発売直前、『日経CNBC エクスプレス』に任天堂の岩田聡社長が出演し、Wiiの宣伝をしていたのだが、この縁日の達人を紹介するビデオの間、岩田社長の顔色が変わっているようにも見えることが話題になった(1 13~)。 このことから、任天堂がサードパーティ用に用意した開発資料のソースコードを流用した(アセットフリップ疑惑)のではないかと噂されている。 身も蓋もないが、顔色が変わったように見えるのはスタッフが岩田社長の前を横切って見切れてしまったからだろう。 ゲームタイトルやロゴデザイン、キャラデザの類似性から『太鼓の達人シリーズ』との関連を連想しがちだが、太鼓シリーズとは一切関係ない。 発売元は同じバンダイナムコゲームスではあるが、ゲーム内容も開発スタッフも完全に別物である。タイトル便乗で売り上げUPに繋げようとでも画策していたのだろうか。 関連作品 なんとこんな内容なのにもかかわらず、3DSで『みんなの緑日』という、コンセプトを本作と同じくした続編に近い作品が出ている。 相変わらず薄い、ミニゲームが7種しか無い、内容がしょぼい等こちらも評価は散々である。だが、価格は3990円(当時の税込み)とこちらよりは下がっている。 なお『縁日の達人』はクソゲーオブザイヤー2006据置版で、『みんなの縁日』はクソゲーオブザイヤー2012携帯版にて、次点入りを果たしている。 同じバンダイナムコゲームス(現・バンダイナムコエンターテインメント)発売のゲームだが、『縁日の達人』はナムコレーベル、『みんなの縁日』はバンダイレーベルである。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2716.html
プレイグラウンド ~公園で遊ぼう!~ 【ぷれいぐらうんど こうえんであそぼう】 ジャンル アクション 対応機種 Wii 発売・開発元 エレクトロニック・アーツ 発売日 2008年3月6日 定価 3,990円(税込) 判定 クソゲー ポイント パーティゲームとしては収録ゲームがかなり少ない微妙にストレスが溜まる操作性 概要 問題点 評価点 総評 余談 概要 公園を舞台に、子供視線で様々なゲームを遊び尽くそうという設定の、いわゆるパーティゲーム集にあたる一作。 元は海外のゲームであり、それを日本向けにローカライズリリースしたという経緯を持つ。 ローカライズものという事もあってか、定価が若干安いミドルプライス帯で販売されている。 対人戦プレイは最大4人までプレイする事が可能。 問題点 収録ゲームの少なさ。 メインとなるゲームはたったの7種類。どう見てもボリューム感に乏しい。しかも薄い。 一応は各ゲームのオプションによるルール設定があるものの、ゲーム性を根本的に変えるようなバリエーションの変化は皆無に等しい。 ストーリーモードでもメインゲームとは別にミニゲームがいくつか用意されているが、やはり数が少なく、これも水増しレベルの内容でしかない。 操作性の悪さ ストーリーモードでは主人公キャラを操り、公園内を探索させる訳なのだが、その操作方法がリモコンを縦に持ちながら十字ボタンを押すというもの。やたらと操りにくい。 しかも、3Dマリオのような視線で動かす事になるので、視野の面でも状況が若干把握し辛く、視覚と操作の両面において厄介な状況に陥りやすい。 さらには、指定ノルマをクリアすると公園の探索内が広がるのだが、本当にただっ広いせいで、段々と目的場所に移動するのがめんどくさくなってくるという弊害もある。自分がいる場所を知らせるMAP機能といったものも無い。 ちなみに対応コントローラーはWiiリモコンのみ。ヌンチャクやクラシックコントローラといったものは一切対応していない。 各ゲームにおいても「リモコン感知に難あり」「直感的なプレイがし辛い」といった不備がいくつかあり、あまり快適にプレイできるものではない。 各ゲームのバランス面での問題 ゲーム単体としてもバランスが良いとはいえず、ほとんど運で勝敗が決まるようなものもちらほらと存在する。 どのゲームも「操作が駄目」「バランスが駄目」「操作とバランスの両方が駄目」のどれかしかないといわれる始末。 Wiiのゲームとしてはグラフィックが多少雑。下手すると64、PS1クラスとまで言われる。 「公園で遊ぼう」という題材な割に、どう見ても公園向けの遊びじゃないゲームがいくつかある。 キックボール、スカッシュ辺りはまだ分かるが……ラジコンレースは公園だと危ないのでは…… 他にも「ペーパープレイン(紙飛行機)」など……家でやれ。 評価点 ロード時間は短い。ほとんどカートリッジ並みと言える程。 また、各ゲームのテンポも良好で、さくさくとプレイが可能となっている。 各ゲーム開始前に確認できる、絵柄を交えた操作説明はそれなりに分かりやすい。 ストーリーモードにて、公園内に点在する様々な敵キャラと対戦し、勝利の印であるシールを集め、最終的にはボスにあたるキャラを倒す、という明確な目標がある。一人だけのプレイでも、マンネリを感じさせないように楽しませようという意気込みは感じられる。 各ゲームそのもの出来は壊滅的な悪さではないので、遊べなくはない。 総評 特別香ばしいクソ要素はほぼ存在しないが、ボリューム、操作性、バランス、とあらゆる部分で適度にクソという、手堅く抑えたクソゲーといえる存在。しかし壊滅的にクソな部分はないので慣れれば遊べるようなそうでないような……。 でもお金を出してこのゲームを買って遊ぶより、リアルに公園で遊んできたほうが楽しいだろう。 余談 バランスの良い(?)クソっぷりではあったが、KOTY据え置き機2008では選外作となった。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7109.html
爆炎覚醒 ネバーランド戦記 ZERO 【ばくえんかくせい ねばーらんどせんき ぜろ】 ジャンル 3Dアクション 対応機種 プレイステーション2 発売元 アイディアファクトリー 発売日 2004年7月22日 定価 6,800円(税抜) プレイ人数 1人 レーティング CERO 15歳以上対象 判定 クソゲー ポイント 超もっさりアクション相変わらず酷いカメラワークストーリー性皆無 ネバーランドシリーズ 概要 ストーリー システム 問題点 評価点 総評 概要 アイディアファクトリーから発売された「ネバーランドシリーズ」の一作。 これまでのシリーズの中心だったSLGやRPGではなくアクションゲームである。 時系列としては『スペクトラルフォース』の3年前にあたるストーリー。 ストーリー 古より、緑あふれる世界… この世界はネバーランドと呼ばれていた。 人々は、天界に暮らす聖神コリーアと地上を治める大魔王ジャネスを恐れ敬いながら時代を重ねてきた。 カイゼルオーン地方で死者の群れが、人間の村を襲うという事件が起こった。 そして、その死者たちは次々と各村を破壊し都市部へと侵攻していった。 魔導世紀994年 事態を重く見た大魔王ジャネスは自分の娘“ヒロ”を原因解明の為カイゼルオーンに向かわせた。 一方、聖神を崇めるドリファン帝も極秘裏の内に聖騎士“グリーザ”を向かわせ事態の把握に努めさせようと考えていた。 また、カイゼルオーン地方を武力で掌握しつつあった黒騎士ガイザーも実態調査の為“ライラ・ドル”を現地に急がせたのであった。 (製品紹介ページより引用) システム ステージクリア式のアクションゲーム 1-1 → 1-2 → 1-3というようにステージを順にクリアしてストーリーを進めていく。 ステージ内には鍵のかかった扉がある場合もあり、その場合は敵を倒して鍵を入手したりその場の敵を殲滅する必要がある。 特徴的アクション 攻撃を受けてふらついていたり、地面に倒れた敵に対して追撃を行う専用のアクションとして「デスロック」というものがある。 攻撃中に攻撃ボタンの連打を行うことで通常の攻撃を大きく上回るダメージを与えることができる。 この攻撃を行ったときのみ強力な必殺技の発動に必要なゲージを溜めることができる。 爆弾などの攻撃用アイテムを投げることができる。 基本的に近接攻撃しか行えないため、数少ない間接攻撃の手段。 問題点 グラフィックが劣悪 グラフィックはPS1末期からPS2初期レベルでありカクカクさが目に見えてしまう。 雑魚敵は3Dモデルの種類が少なく、色違いばかり。 OPムービーもほとんど静止画しか使用しておらず、低クオリティさが目立つ。 もっさりとしたアクション 全体的に動きがスローモーである。アクションゲームとしては落第レベル。 もっさりとしているせいで、素早く立ちまわりながら敵を翻弄するなどということはできない。 3Dアクションなのにジャンプできない。 一部の敵は空中を移動するにも拘らず対空攻撃できない。 劣悪なカメラワーク カメラ位置がキャラクターの頭上後方45度ぐらいの位置であるため、離れた場所の様子がとても見づらい。 ステージの壁などを避けるようにカメラが移動するため、壁際や狭い通路ではさらに視界が悪くなる。 同社の過去の作品『Global Folktale』からまるで成長していない。 自由度のないマップ 各ステージは基本的に一本道であり自由度はない。あってもアイテムが落ちている小部屋ぐらい。 パッケージ裏には「ネバーランドを舞台とした広大なマップを自由に歩き回れ!」とあるが狭い通路の一本道マップのどこが広大だというのか。 プレイヤーをイライラさせる難易度 当たり判定が大雑把な上に、敵の攻撃判定のほうが優先されているのか同時に攻撃すると敵の攻撃だけ当たる。 敵の動きのほうがキビキビしている上に、攻撃の回避が困難。敵の数が増えるとプレイヤーはサンドバッグ状態にすぐなってしまう。 ゲーム後半になると敵が急激に強くなる。下記はいくつかの例。 スーパーアーマーが付いている敵がうようよ出てくる。 ダウンせず、耐久力もこちらの通常攻撃を10発以上耐えるほど強靭。 こちらがガード不可能な攻撃をたびたび仕掛けてくる。 プレイヤー側の攻撃後の硬直が解ける前にやり返してくる。 敵の攻撃が苛烈なため、最終的には回復アイテムを使ってのごり押しになる。 詰みを呼びかねない育成要素 ステージクリア後に、クリア時の評価に応じて入手するポイントで装備を強化したりアイテムの売買が可能なのだがこれがセーブ前にしか行えない。 育成を終えるとセーブのタイミングになるため、セーブしてから育成方針をゆっくり考えたり間違ってポイントを使ってしまったときのやり直しができない。 さらには一度クリアしたステージを周回して鍛えていくことができないため、やり方によっては回復アイテムが欠乏しクリアが困難になる。 ストーリー性が希薄 直接明示されるストーリーは極薄で、内容の補完は事件の当事者であるラゼル伯爵が残したメモを拾って読んだり時折いる兵士の話を聞くことになる。 しかしメモや会話の内容は断片的であり、プレイに直接関わってこないのでどうにも印象に残らない。 操作キャラが3人いるが、キャラによってストーリーの変化はないも同然。 クソゲー最後の砦である音楽も地味な物ばかりで盛り上がらない。 主題歌もヘビメタ風のせいで作品に合わない。 評価点 致命的なバグは特に見当たらず、仕様通りに成立している。 要するにストロングスタイルという事である。 総評 『ネバーランド』シリーズのキャラで『真・三國無双』や『バイオハザード4(*1)』のようなことをしようとして見事に失敗したゲームである。 アクションゲームとしてもネバーランドシリーズのストーリーとしてもどうにもダメなところばかりであり、ネタにすることすら難しいクソゲーである。 IF製ゲームの中でも強烈な核地雷であり、仮にIF製のゲームに興味があるとしても他のゲームを遊ぶことを勧める。